• 観て買って食べてジブリ誕生の歩みを楽しむ『アニメージュとジブリ展』
  • 観て買って食べてジブリ誕生の歩みを楽しむ『アニメージュとジブリ展』
2021.04.18

観て買って食べてジブリ誕生の歩みを楽しむ『アニメージュとジブリ展』

秋田の映画館・御成座で制作された『風の谷のナウシカ』絵看板と「風使いの腐海装束」 撮影/大山雅夫

415日より、東京・松屋銀座8Fイベントスクエアで『アニメージュとジブリ展 一冊の雑誌からジブリは始まった』が開催中だ。その気になる展示内容はいかなるものか、さっそくレポートしていこう。

スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏は、『アニメージュ』編集部に785月発売の創刊号から8911月号まで所属、12年弱の在籍時に様々なアニメ作品やクリエイターにスポットを当てて紹介することで日本のアニメシーンに多大なる影響を与えることとなり、中でも宮崎駿・高畑勲という才能との出会いが同誌のコミック「風の谷のナウシカ」連載~劇場アニメ化へと繋がり、のちのスタジオジブリ設立へと結実していく。つまり、アニメージュ初期の取り組み・記事展開こそが鈴木氏のクリエイティヴ術の出発点と言うことができる。

今回の展示は、鈴木氏在籍時のアニメージュの誌面・素材、また関連作品の貴重な資料を併せて展示することで、鈴木氏並びに当時の編集部の視点、7080年代アニメブームの成熟と隆盛を俯瞰することができるのだ。


入口の横には、鈴木敏夫さん在籍時のアニメージュ表紙が短冊のれんの様に飾られたスペースが。懐かしい作品イラストを見るだけで、当時読者だった人は当時の想いを、その歴史を知らない人はアニメージュの長き歩みを感じずにはいられないだろう。


最初のエリア「アニメージュ誕生! 『テレビまんが』からアニメブームまで」では、アニメージュ創刊時の状況を説明。今では名作と呼ばれるような様々なアニメ作品が次々と放映・公開され、熱心なファンによる同人誌活動などが盛り上がる中でアニメージュが誕生したことが様々な資料で明らかにされている。

アニメージュプラス編集部