• 観て買って食べてジブリ誕生の歩みを楽しむ『アニメージュとジブリ展』
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2021.04.18

観て買って食べてジブリ誕生の歩みを楽しむ『アニメージュとジブリ展』

秋田の映画館・御成座で制作された『風の谷のナウシカ』絵看板と「風使いの腐海装束」 撮影/大山雅夫


さらに足を進めると、いよいよ『風の谷のナウシカ』へと至るエリア「ナウシカへの道 一冊の雑誌から映画が誕生」が。アニメージュが宮崎駿さんをどのように紹介してきたかを踏まえ、『ナウシカ』原作コミックの連載からアニメ化への道のりを辿っていく。ファンなら会場に飾られた貴重なセル画にドキドキすること必至だろう。

アニメージュ本誌844月号の表紙を飾った貴重なナウシカのセル画も展示されており、オープニングセレモニー直後のマスコミ内覧時には島本須美さんがその横に直筆サインを入れることに。黒マジックで入れたところ見えにくくなったため、改めて白マジックでその上にサインが重ねられた。現場に足を運んだら、是非それを確認してもらいたい。
『ナウシカ』の展示はまだまだ続く。映画化の際の資料・様々な関連アイテムがズラリと並んだコーナーは、「こんなものがあったのか!」と見て驚くこと必至だ。

そして本展覧会の目玉のひとつ、造型師・竹谷隆之さんが監修を手がけた「風使いの腐海装束」と腐海のジオラマも大必見。圧倒的なリアリティを持って生み出された世界観と装備類に、きっと息を飲むことだろう。

『天空の城ラピュタ』コーナーでは、ラピュタのジオラマを中心にして各資料を展示。ひときわ目を惹く巨大な飛行船モデルは、1984年のマクセルのテレビCM用に宮崎駿さんがデザインした「ワンダー・シップ号」。貴重なプロップの圧倒的な存在感も見逃がし厳禁だ。


アニメージュプラス編集部

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