• 【インタビュー】楠木ともり、全曲作詞作曲を手がけた2ndEP完成
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2021.04.27

【インタビュー】楠木ともり、全曲作詞作曲を手がけた2ndEP完成

【インタビュー】楠木ともり、全曲作詞作曲を手がけた2ndEP完成

2021年4月28日(水)、声優・楠木ともりさんの2ndEP『Forced Shutdown』がリリースされる。本作には、新たに書き下ろされた表題曲含めて、全収録曲の作詞・作曲を楠木ともり自身が担当している。バラエティーに富んだ4曲でシンガーソングライター・楠木ともりとしての表現の幅広さ、世界観の深さを見せつけるEPとなっている。

楠木さんは、1999年生まれ。2016年に開催されたソニー・ミュージックアーティスツ主催の声優オーディション「第5回アニストテレス」で特別賞を受賞し、2017年に声優デビューすると、2018年にはTVアニメ『メルヘン・メドヘン』にて初主演を果たし、TVアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』や『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』など、次々と人気作のメインヒロインに抜擢。若干19歳にして第十三回声優アワードにて新人女優賞を受賞し、今最も勢いのある若手声優のひとりとしてアニメシーンの最前線に立ち続けている。

1stEP『ハミダシモノ』では、デビュー作ながらオリコンウィークリー最高6位、デイリー3位を記録した。そんな楠木さんが抱く、2ndEP『Forced Shutdown』に込めた思いを伺った。

――2ndEP『Forced Shutdown』は、4曲全てご自身で作詞作曲を行ったとお聞きしました。以前、作詞作曲はスマホと鼻歌で行っていると仰ってましたが、現在も同じ方法で行っているのでしょうか?

楠木 変わらず、スマホを使ったり、鼻歌を録音して作曲することが多いです。

――よく作詞作曲をされる場所などありますか?

楠木 いつもは部屋のベッドの上が多いのですが、『Forced Shutdown』は、思っていることを普段から短めの文章で書き留めていて、最終的に歌詞としてブラッシュアップするという作り方でした。電車の中やカフェなど、いろいろなところで書き溜めたものです。

――作詞と作曲はどちらが先でした?

楠木 歌詞からメロディを思い浮かべて作りました。

――インディーズ時代から作詞作曲を行ってましたが、その頃と比べると考え方や表現方法など変わったことはありますか?

楠木 以前は、自分の歌を聴いてくださっている方に向けて作っていましたが、最近はたくさんのアーティストが参加するフェスの出演も増えたので、私を初めて知ってくださる方にも聴いていただけるチャンスが多くなりました。私のことを深く知らない人にも何か残せたら、何か刺さったらいいなという気持ちで作ることが増えました。

――前回のEPにはライナーノーツが書かれていましたが、今回は?

楠木 今回もライナーノーツを書いたので、ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

――表題曲にもなっている『Forced Shutdown』は、どんな曲ですか?

楠木 この曲は、コロナによる自粛期間から、歌詞を書き溜め始めました。自粛期間中は直接人と会えなくなった代わりに、リモートやSNSで、顔を合わせずに誰かと繋がる機会が増えて、それに対してポジティブな印象を持たれていると思います。そんな中、私はポジティブさと同時に人と繋がりやすくなったことで、気持ち的にひとりの時間を持てなくなったことが苦しいと思うこともあるんじゃないかな? と感じていました。常に周りの意見が届くようになったり、自分の意見や考え、気持ちを見失ったりしてしまう時期もあったので、ポジティブな意味で「閉ざして」自分を探す選択肢もいいのではないかと思います。『Forced Shutdown』は「強制終了」という意味のタイトルですが、閉ざしてそこからまたやり直すというような意味を込めて作った曲です。

――どんな気分のときに聴くのがおすすめか?

楠木 『Forced Shutdown』は、何か悩みがあって自分を見失ってしまいそうなとき、自分がわからなくなりそうなとき、苦しいときに聴いていただけると嬉しいです。

櫻井靖之