4月17日(土)、アニメ『ゲッターロボ アーク』初となるトークイベントがオンライン配信で開催。本作主役・流拓馬を演じる内田雄馬さん、『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』ほかで主役・流竜馬を演じた石川英郎さん、さらに本作のキャラクターデザインを担当する本橋秀之さん、全OVA版に携わり本作ではアニメーションプロデューサーを務める南喜長さんが登場、「ゲッターロボ・サーガ」最終章待望のアニメ化となる本作の見どころや期待が熱く語られた。
イベント終了後、改めて内田雄馬さんと石川英郎さんに改めて『ゲッターロボ アーク』の魅力について伺うことができた。平成~令和へと熱気が受け継がれる、熱きゲッター「親子」トークをお楽しみください!
――内田さんはこれまでもいろいろなロボットアニメに出演されていますが、『ゲッターロボ アーク』というのはやはり違った印象がありますか?
内田 『ゲッターロボ アーク』自体がそもそも2000年代頭の作品なので、それもあったのかなと思います。これまでのシリーズで培われてきた雰囲気は懐かしい感じがして、個人的にはすごく新鮮に捉えられるものなので、そういう部分が新しい作品作りに繋がっているのかなと思います。
――作品から伝わる熱気も、また毛色が違うというか。
内田 そうですね、台本は勿論、現場も非常にエネルギッシュなので。収録時のパワー消費量はこれまでの仕事の中でもトップクラスですね(笑)。既に声を張るシーンが多いですし、今後体力づくりが重要になってくるかも知れません。
――何か特別なことはされているんですか。
内田 週3でジムに通ってます。あとはダンスレッスンも……。
石川 凄いね! 年取って思うのは、大切なのは金と筋肉!
内田 (笑)。本当ですか?
石川 皆言ってますよ。
内田 そうですか、じゃあ筋肉をパワーアップさせて収録を終えるのを目指します!
――では石川さん、今回「ゲッターロボ」シリーズが復活すると聞いた時、どう思われましたか。
石川 最初にそれを知ったのは、皆さんと同じだと思いますが、ネットニュースです(笑)。ビックリしましたよ、言葉は悪いかもしれませんが「令和の世にあの暑苦しいゲッターロボが!? ウソじゃないの?」と思ったんですが、本当だったんですね。僕が参加したゲッターロボは平成初期のもので、しかも昭和のロボットアニメの流れにあるものだと思っていたので。それがまた令和に受け継がれるなんて……本当にゲッターは凄いなって思います。
――当時のアフレコのことは覚えていらっしゃいますか?
石川 もう20数年前のことですが……よく覚えていますよ。一番印象深かったのは、第2話の収録時、「チェンジ、ゲッター1!」というセリフがあったんですが、台本を見ると6ページにわたってそれが書かれていたんですよ(笑)。監督に「どうやればいいんですか?」と訊ねると「お任せします」と言われて、「あ、多分俺、今から戦うのに、戦う前に死ぬんだな」と(笑)。実際、他にも「ゲッタービーム!」とか叫ぶところが数多くあるんですが、その時目の前が真っ白になって、フワーッと倒れそうになったんです。まあ、人生でそれだけ叫ぶこともないですし……結果としては良かったんじゃないですか(笑)?
(C)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
アニメージュプラス編集部