• 1コマのアート『ドラえもん1コマ拡大鑑賞展』京都で巡回開催
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2021.05.27

1コマのアート『ドラえもん1コマ拡大鑑賞展』京都で巡回開催

(C)Fujiko-Pro

東京・渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で開催し人気を博した『ドラえもん1コマ拡大鑑賞展』が、6月5日(土)よりTOBICHI京都にて開催される。

わくわくするストーリーに引き込まれ、駆け抜けるようにコマを目で追っていくのが多く人に共通する漫画の読み方だと思われるが、漫画の「1コマだけ」を、じっくりと見つめたことがあるだろうか。
藤子・F・不二雄先生の描く漫画『ドラえもん』には、1コマだけをとりだして見てもアートとして成り立つ絵がたくさん存在する。

この展覧会に展示する作品は、いわゆる「ドラえもんの名場面」とは異なり、1コマだけをとりだしたときに、展示作品としてたのしいものをチョイス。登場人物たちの驚き、よろこび、かなしみ、怒りなどをことばではなく、絵で伝えようとしていることがわかる。

漫画をストーリーに沿って読むのではなく、「1コマだけ」で絵としてじっくり鑑賞してもらうべく、渋谷PARCOのほぼ日曜日の会場ではその「1コマ」をちょっと大げさな額に入れて展示された。展示する「1コマ」は、てんとう虫コミックスの膨大な漫画の中から選ばれた大切な絵ばかり。

京都でも、そのすべてを見てもらいたい。しかしTOBICHI京都のスペースはそれほど広くない。そこで、一度にすべてを鑑賞するのは難しいが半分ずつなら展示が可能ということで、会期を前期(6月5日~6月30日)と後期(7月2日~7月28日)に分けて、途中で展示替えすることを決定した。

前期と後期どちらかだけに足を運んでも、もちろん両方でも楽しんでもらえるように心がけて絵を配分。展示替えといっても、東京の展示で主役だった巨大な泣き顔のび太くんや、特に印象的な数点は期間中通して展示されるとのこと。

会場に展示される作品はすべて、藤子・F・不二雄先生が描いた「原画」を高解像度でスキャンし、拡大して印刷・額装したもの。コミックスなどの紙媒体に掲載されたコマを拡大したものではないため、鉛筆で書かれた文字、貼り付けられた写植、修正されたホワイトの跡などをそのまま鑑賞することができる。


そして会場では、Tシャツ、ポスター、サコッシュなど展覧会オリジナルグッズのほか、セレクトしたドラえもんグッズも販売。
東京での展示では受注販売だった「1コマ拡大オーダーTシャツ」は、東京でもっとも多く購入された組み合わせで制作。会場で購入し持ち帰ることが可能だ。S、M、Lの3サイズで、6種類用意されている。

そのほか、のび太のママが「ロッピャクマンエ!?」と絶叫するコマのサコッシュ(ワインレッド×ピンクのみ)や、おうちでも1コマを鑑賞できるようにA3サイズの1コマ拡大ポスターも7種類用意されている。ぜひ額装して、おうちに飾ろう! 

>>>展覧会の様子やグッズなどを見る(写真9点)

(C)Fujiko-Pro

アニメージュプラス編集部

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