• 【『映画大好きポンポさん』SP】加隈亜衣が語る平尾監督作品の〈希望〉
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2021.06.18

【『映画大好きポンポさん』SP】加隈亜衣が語る平尾監督作品の〈希望〉

(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

現在、絶賛公開中の『映画大好きポンポさん』を手掛けた平尾隆之監督について、縁の人に語ってもらうインタビュー企画。
今回登場するのは、声優の加隈亜衣だ。
平尾監督の『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』でアニメ映画に初出演、TVシリーズ『GOD EATER』でも重要なゲストキャラクターを演じ、『ポンポさん』では人気若手女優・ミスティア役で観客を魅了した。
そんな彼女が平尾監督の印象、『ヨヨとネネ』の思い出、そして平尾監督作品の魅力を語ってくれた。

>>【画像】『映画大好きポンポさん』の場面カット(写真10点)

【加隈亜衣プロフィール】
かくま・あい/9月9日生まれ/福岡県出身/マウスプロモーション所属/『無職転生〜異世界行ったら本気だす〜』(エリス・ボレアス・グレイラット役)ほか

『ポンポさん』は熱量が高まる映画!

ーー加隈さんは『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』にネネ役で出演なさったのが、平尾監督とのはじめてのお仕事でしたよね。

加隈 はい。養成所に2年間通っていた間の、2年目の終わりに『ヨヨとネネ』は収録をしたので、オーディションを受けたのもまだ養成所にいた時期です。それを思うと、私を選んでいただけたことがすごくありがたくて。あんなに素敵な作品の世界の中に自分がいていいのだろうかと、いまだに思ってしまいます。

ーー今回、『映画大好きポンポさん』でふたたび平尾監督の映画に出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか。

加隈 出演が決まった時は、やはり嬉しかったです。でも同時に、どの作品でもそうなのですが、(オーディションに)受かった瞬間がハッピーのピークで、そこからあとはプレッシャーに変わるんです。今回のミスティアさんは特に難しい役どころなので、「自分でいいのかな」という不安も大きかったですね。でも、平尾監督の作品はどれも大好きなので、やはり出演できて嬉しいですし、頑張らなきゃなとも思いました。それと、以前『ヨヨとネネ』で私をネネさん役に選んでいただいた時、その理由を平尾監督は「(加隈さんに)闇の部分が見えて、何となくネネさんに相応しいと思ったんです」とおっしゃるんですよ。今回のミスティア役も、似たような理由で選んでもらえたそうなのですが……私のことがどう見えているの? と(笑)。いろいろな気持ちがないまぜになっていましたね。でも、平尾さんが感じる私の声の特性がハマるキャラクターが、『ポンポさん』にもいてくれて、本当によかったなと思います。

ーー完成した『ポンポさん』をご覧になっての印象は?

加隈 原作は「映画作り」がテーマのお話で、「『映画』がテーマの映画って、どうなるのだろう?」と思っていましたが、実際の映画には平尾監督のオリジナリティも盛り込まれていて、「ああ、こんな風になるのか」と驚きました。そして、いろいろなところに「 “自分” がいる」という感覚がありました。声優という仕事をしているからかもしれませんが、私もナタリーちゃんのように自分のやりたいことに向かっていることもあるし。ジーン君のように少し(仕事を)任されるようになって、でもやはり上手くいかなくて……という経験もあるし。ミスティアさんのように自分のやりたいことに邁進しつつ、後輩の面倒も見ることもあるし。さらに上の世代の登場人物には「こういう生き方もいいな」と憧れを抱くし。キャラクターはみんな違う個性を持っているけれど、それぞれに感情移入できて、気付いたら作品に引き込まれていました。すべてがうまくいくわけではないけれど、最終的には前向きで、誰もが次の一歩を踏み出せるーー一歩を踏み出したいという気持ちにさせてもらえる。そんな風に、自分の中の熱量が高まる作品だなと感じました。

(C)2020 杉谷庄吾【人間プラモ】/KADOKAWA/映画大好きポンポさん製作委員会

アニメージュプラス編集部