アグレッシブで楽しい現場です! ——今回演じる、マナカ ケンゴとはどういう人ですか。 寺坂 すごく優しい心を持っていて、気さくで明るくて。でもひとつ芯があって、誰かのためにとか、ヒーローとしての芯がぶれない熱い心を持った青年です。あと、お花が大好きな人です。
——この部屋に「おはようございます!」と大きな声で入ってこられた時の印象と、イメージが重なります。 寺坂 ありがとうございます! でも本当にファンの方や僕を知ってくださってる方からは、当て書きだったんじゃないかって感じで言われるくらい、僕との共通点も多いみたいです。
——一番最初に発表されたときのコメントにも「スマイル、スマイル」とありましたが、劇中にでてくる台詞なのでしょうか。 寺坂 出てきますね。マナカ ケンゴの合言葉みたいな感じです。
ーー寺坂さんのイメージにもぴったりですね。 寺坂 嬉しいです。後から聞いたのですが、オーディションをやっていく中で、「スマイル、スマイル」っていう台詞が合う子っているのかなってスタッフさんたちは心配していたようですが、「使いこなす奴がいた!」って。すごく嬉しかったです。僕は祭nineで、「ハッピッピー!」とか、何も抵抗なく「スマイル、スマイル」とか、普段から言っていたので、違和感がなかったんだと思います。
——本当にぴったりですね。 寺坂 ありがとうございます! これはぜひみんなに届けたい言葉です。
——マナカ ケンゴは寺坂さんがそのまま出ている感覚で見てもいいんでしょうか。 寺坂 う〜ん、全く同じではないように心がけています。よりおちゃめに、可愛い男の子を演じているので、ケンゴはケンゴとして受け入れてくれたらもっと楽しんでいただけると思います。もちろん僕、寺坂頼我自身も「スマイル、スマイル」と言うことはあるので、それも受け入れてくださるといいですね(笑)。キャストの方々には「まんまやん」って言われましたけど(笑)。
——撮影現場で共演者の方とはどんな雰囲気ですか。 寺坂 めちゃくちゃ明るいです。感染対策でマスクなど徹底してやっている中でも、現場の雰囲気はすごく明るいですね。撮影に取り組むときは熱量をもって、真剣のモードですが、明るいコメディっぽいシーンでは、カメラが回ってないときもわちゃわちゃしています。ケンゴとアキト(金子隼也演じるヒジリ アキト)とユナちゃん(豊田ルナ演じるシズマ ユナ)が同世代で、ヒマリさん(春川芽生演じるナナセ ヒマリ)とテッシンさん(水野直演じるサクマ テッシン)と隊長(高木勝也演じるタツミ セイヤ・GUTS-SELECT隊長)が年上組。年上組がより元気を引っ張ってくれていて、むちゃくちゃボケてツッコんで、みたいな中で「ケンゴどう思うの」って振られて、「ええっ!」って(笑)。時にいじられたり、すごくアグレッシブな楽しい現場になっています。
——祭nine.での赤い衣装を着る寺坂さんですが、GUTS-SELECTの隊員服やウルトラマントリガーのデザインを初めて見た時どんな感想を持ちましたか。 寺坂 トリガーのデザイン、フォルムを初めて見たときは、格好良すぎて、とにかく最高でした。トリガーはだいぶ小顔になっていて、きっと多くの人達がウルトラマンを見始めるきっかけになったりとか、格好いいなと純粋に思ってもらいやすいなっていう気持ちで、より光栄な気持ちでいっぱいになりました。 隊員服は赤が使われていて、僕も普段赤を背負っているので、めっちゃ嬉しかったです。これは僕のものだって(笑)、勝手に思っていました。すごく気に入っています。
——一番最初に着たときはどうでしたか。 寺坂 「わあ、すげえ」「これすげえ」「すげえ」って、「すげえ」しか言ってなかったと思います(笑)。素材が革で、今ほど柔らかくなっていなかったので、ここから撮影の中でのケンゴの時間を重ねて、より似合うようになりたいなっていうスタートを感じたというか、「頑張るぞ!」っていう気合が入りました。
——アクロバットができるとお聞きしました。アクションはいかがですか。 寺坂 はい。アクロバットは得意なので、今回それを生かしたアクションができたらいいなと思っています。監督もアクションが得意な坂本(浩一)監督なので、そのことはお伝えしています。ケンゴの成長と共に取り入れていこうっていう風にやっていますので、ぜひそれも期待していてほしいなと思います。
——ここまでの撮影で、得意なアクションは活かせてますか。 寺坂 受けのやられる芝居のアクションは撮影しました。バク転ぽいことはしているので。観ていただきたいです。もっと回を重ねてケンゴも成長していけば、きっとキラキラ目を輝かせてもらえるような、格好いいケンゴが見られるんじゃないかなって思います。
(C)円谷プロ (C)ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京