• 和氣あず未×Lynnが語る『白い砂のアクアトープ』と老後の夢
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2021.07.22

和氣あず未×Lynnが語る『白い砂のアクアトープ』と老後の夢

『白い砂のアクアトープ』に出演するLynnさん(左)と和氣あず未さん 写真/大山雅夫

沖縄県南城市にあるちいさな水族館を舞台にした、P.A.WORKSの完全新作オリジナルアニメーション『白い砂のアクアトープ』が、2021年7月8日より放送開始となる。

閉館の危機にある「がまがま水族館」で働く18歳の女子高生・海咲野くくる(声:伊藤美来)と、東京で居場所をなくし沖縄にやってきた元アイドル・宮沢風花(声:逢田梨香子)が出逢い、大切な場所と夢を守るために奮闘する姿を描く、爽やかな夏の物語だ。

くくるの同級生で定食屋「カメ―」の看板娘・照屋月美を演じる和氣あず未さんと、沖縄県南城市の観光協会に勤め、くくるたちの良き相談相手でもある久高夏凛を演じるLynnさんに、作品の魅力や、お互いの第一印象を語ってもらった。

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――本作の第一印象を教えてください。

和氣 作品との出会いはオーディションだったのですが、その時は、てっきり女の子たちの青春や友情、可愛さをメインに描いた作品だと思っていたんです。でも実際アフレコが始まってみたら、とにかく綺麗な作品だったので驚きました。

Lynn 私は、ナチュラルなお芝居が求められる作風なのかなと感じました。個人的にもそういった作品が好きですし、さらに沖縄の水族館が舞台という素敵な要素がいっぱいあったので、オーディションの時から「出演したい!」と強く思ったのを覚えています。アフレコが始まってからも、まるで本当にキャラクターたちがそこにいるかのような、リアリティのあるお芝居を皆さんがされていて、素敵だなと思いました。

――演じられるキャラクターのここに注目してほしい!という部分はどこでしょうか?

和氣 月美は、明るくてポジティブで、誰かにちょっかいを出すのが好きなタイプの女の子。でも、内面は凄く大人っぽくて、お母さんが営んでいる定食屋さんの看板娘として働いていることもあり、実はしっかり者なんです。周りの空気を察するのが凄く上手くて、誰とでも自然に接することができるところが素敵な子。きっと月美ちゃんは、いい彼女というより良いお母さんになりそうなタイプの子だと思います。

Lynn 夏凛は、高校生のくくる達にとっては頼れる良き相談相手。がまがま水族館に対する気持ちはくくると同じなので、自分の立場でできることを協力するというスタンスです。ただ、くくるは「こうだ!」と思った方向にとにかく突っ走ってしまうのですが、夏凛としては現実もちゃんと見えているので、応援してあげたい気持ちもあるけれど、100%応援しきれないという歯がゆさもあるんです。そんなしっかりしている部分とは裏腹に、お酒を飲むとすぐに酔っぱらってしまったり、思っていることをズバズバ言ってしまったりすることも(笑)。

――演じる際に意識していることを教えてください。

和氣 オーディションではキャラクターを作りすぎてしまった部分があったので、アフレコではナチュラルなお芝居を意識しています。沖縄育ちののびのびとした子なので、元気で嘘のない、根っからのポジティブな部分が、観てくださる方に届いたらいいなと思って演じています。

Lynn 私はオーディションで「そんなに声を作らなくても、いつものLynnさんでいいですよ」と言われたんです。ということは、この作品はナチュラルに演じることを求められている作品なんだろうなと思って、夏凛役に決めて頂いてからも、アフレコでは自然に喋っています。内面的なテンションは、普段の自分に近い気がしますね。

――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか? 印象的だったことがあれば教えてください。

和氣 『白い砂のアクアトープ』は、スタッフさんが上手いことスケジュールを調整してくださっていて、掛け合いのシーンはほとんど一緒に収録できるようにしてくださっているんです。おかげで作品全体の雰囲気も掴みやすくて。月美のお母さん役の儀武ゆう子さんが方言指導もしてくださっているのですが、おじいやおばあのキャストさん達が沖縄弁を練習している声が聞こえてきて、とても癒されます。

Lynn 私達も沖縄の空気を感じながら、ゆったりまったり和やかな雰囲気の中で収録ができているので、凄く居心地がいいんです。個人的には、(屋嘉間志)空也(声:阿座上洋平)のお芝居が凄く好き。「いるよね~こういう男の子!」と思わずにはいられないんです。
(C)projectティンガーラ

アニメージュプラス編集部/写真:大山雅夫