• 命を懸けた真剣勝負、代行します『決刀裁判』【無料お薦めマンガ】
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2021.09.03

命を懸けた真剣勝負、代行します『決刀裁判』【無料お薦めマンガ】

(C)Jiraiken/LINE Digital Frontier

裁判所の判決に納得がいかない。ニュースを見る中でそんな想いを抱いたことがある人もいるのでは? 今回は、弱き者に代わって刀をとり、悪に挑む少女たちを描いたWebtoonをご紹介。

■『決刀裁判』
著:ジライケン

物語の舞台は「決刀裁判」という制度が導入された日本帝国――。過去、国家間の紛争を止める為に始められたという決刀裁判は、帝国裁判所の判決が下りてなお、被告人と起訴側の決着がつかない場合に、その主張を一対一の真剣勝負にて命がけで訴えるというもの。個人、法人、国家間問わず行われ、この制度が導入されてからというもの、犯罪率は激減しているという、平和的法律だ。
決刀裁判は、判決を不服に思う側が判決の変更を求めて申し込む。決刀は、銃器や防具の使用は禁止され、近接武器(主に刀)のみで行われる。それぞれ胸に下げている命札を奪い、立会人に渡すことで勝訴となり、勝者の訴えが即、判決となる。なので、被告の懲役刑を不服に思って起訴側が起こした決刀裁判で起訴側が勝利した場合、被告が死刑になることもある。なお、この決刀裁判での殺害は一切罪に問われない……。

そんな世界で暮らす、内気な女子高校生の山城美桜。謎の人物が起こしたある事件に巻き込まれ、冤罪で懲役刑の判決を受ける。娘の無罪を信じ、決刀を申し込む美桜の父。だが、その思いは虚しく決刀に負け、命を落としてしまう。そして美桜は、勝者の希望で死刑判決を受けることに。

冤罪で死刑囚になってしまった美桜。このまま刑の執行を待つばかりとなった彼女に手を差し伸べたのは、代刀士養成教官を名乗る人物・佐々木。決刀裁判では、女性や子供、高齢者などの弱者が裁判を受ける場合、「代刀士」と呼ばれる代理人に決刀をゆだねることができるのだが、この代刀士は男女関係なく死刑囚で構成されているのだ。この代刀士になることで、死刑を免れないかと申し出た佐々木に、美桜は父の無念を晴らすためにも、生き抜くために代刀士になることを誓う――。
代刀士として立ち上がった美桜が、震えながらも振るう刃。罪とは何か、善悪とは何かという大きな問い掛けも感じられる本作には、美桜以外にも数々の魅力的な代刀士の少女達が登場する。なぜ彼女たちが死刑囚になったのか、そもそも美桜を事件に巻き込んだ人物は誰なのか、代刀士達の行く末はどうなるのか……。9月1日(水)から、電子コミックサービス大手の「LINEマンガ」で連載を開始したばかりの『決刀裁判』。早速、美しい絵と迫力ある決刀シーンに魅了されてみて。


■『決刀裁判』
https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0001161

■LINEマンガ
https://manga.line.me/

(C)Jiraiken/LINE Digital Frontier

アニメージュプラス編集部

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