――M6の『レター』は、上村さん作詞の優しいバラードです。上村 優しさとか気軽さみたいなものはありつつも、その中に儚い感じや切なさも入れた、ちょっと大人な雰囲気にしたい……というふんわりしたイメージで楽曲をオーダーさせていただきました。僕は文章を読んだり書いたりすることが好きなので、ソロ曲の作詞は絶対にしようと決めていたんですけど、いただいた曲を聴いた時に薄い紫のイメージが頭の中に浮かんで。そこから歌詞に入れた「スミレ」には、「小さな幸せ」という花言葉があって、小さな幸せを共感しあえることの大切さをストレートに伝えられるような曲にしたいなと思って作っていきました。タイトルは後付けなんですけど、こうやって僕が紡いだ言葉がみんなに届けばいいな、と思って「レター」にしました。
保住 めっちゃ祐翔っぽい曲だよね。込めるニュアンスや声の出し方から、思いがすごく伝わってきましたし、歌詞とかもすごく綺麗だなって感じました。
千葉 俺はとくに2サビが好き。「目的地は一緒」の「っ」がすっごく優しい響きがして、「ああ、これはこの人にしか歌えない曲だな」って思いました。
堀江 人から受け取った思いを、上村くんの体をとおしてぬくもりをもたせて届けたいという気持ちが伝わってきました。
吉永 歌詞の持つ誠実さがスッと入ってきて、祐翔さんが積み重ねてきたものがにじみ出ているなあって。「スミレ色の未来に誓うよ」とか、こんなおしゃれな歌詞を書けるようになりたいなあと思いました。
――タイトルの『Daybreak』にはどんな思いが込められていますか?上村 今回リード曲でもソロ曲でも、みんながそれぞれ新しいことに挑戦しているので、夜が明けて新しい日が始まるイメージでタイトルをつけさせていただきました。
千葉 最初はリード曲から『Twilight』が候補にあがっていたんだよね。
保住 安直すぎるかなって。誰が『Daybreak』がいいって言い出したんだっけ?
上村 俺とか堀江くんかな?
堀江 『Twilight』だと時間帯としては暗すぎるのかなって上村くんと話してて、だったらもう少し時計を進めて『Daybreak』だったら空の白んでいく感じもあって、SparQlewの変わっていくイメージが伝わるのかなって。
千葉 二人が言ってくれたから、僕はそれに賛成してのっかりました。
保住 僕もグループLINEにそのワードが上がってきたから「いいじゃん!」って。
吉永 今回のミニアルバムには、『Daybreak』というタイトルに負けないような、とてもバラエティに富んだ曲が詰まっています。本当に満足のいく作品がメンバーの皆さんと一緒に作れて嬉しいです。
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