• 増田俊樹が語る「2ndアルバム『origin』は新たなスタートライン」
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2021.09.29

増田俊樹が語る「2ndアルバム『origin』は新たなスタートライン」

2ndアルバムで新たなスタートを切る増田俊樹さん

『ボイスアニメージュ』のインタビューコーナー『Voice Feature』がWEBで展開! 第4回目は増田俊樹さんです。

『アイドリッシュセブン』『あんさんぶるスターズ!』などの出演作で、歌でもファンを魅了している増田俊樹さんが2ndアルバム『origin』を9月29日にリリース! 全10曲すべて新曲となる豪華なアルバムの収録曲や、ご自身で付けたというアルバムタイトルに込められた思いを伺いました。

【Voice Feature:04 増田俊樹】

――2ndアルバム『origin』は、前作の1stアルバムから1年8カ月ぶりのリリースです。今作の制作の経緯や楽曲を選ぶ際に意識されたことをお聞かせください。

増田 今回も、これまでにリリースした1st EPや1stアルバムの時のように、ロックテイストでリスナーの皆さんを元気づけられるような曲というところは変わらず意識しました。さらに、僕自身が30歳を迎えて作るものでもあるので、若々しすぎず、かといって完成され過ぎていない……成熟しているようでいないような、そういうテイストの楽曲を作れたらいいなという話をしつつ2ndアルバムの制作をスタートさせていただきました。

――アルバムタイトル『origin』は増田さんご自身が付けられたとか。タイトルに込められた意味や思いを伺えますでしょうか。

増田 単語としては “原点” という意味なんですけど、アルバム収録曲に込めたイメージというより、アルバムをとおしてどういうふうに思いをリスナーに届けたいかを意識して付けました。コロナ禍で世界が急激に変化した中で、僕自身も前作の1stアルバムをみんなと共有するために予定していたライブをやむなく延期そして中止という形をとらざるをえなくなって……けじめというか踏ん切りというか、なにか次に進むためのエネルギーがほしかったのかなと。こんなに価値観が急激に変わることって、僕も30年間生きてきた中でたぶん初めてで、「ここがもう一度スタートする起点となるんだ」というメッセージを伝えたいと思ったんです。

そんな思いを抱いていた中で、今回2ndアルバムを作るにあたって僕の音楽チームが一新され、自分が意図していないところで音楽的原点に回帰するようなスタッフの出会いもあったりして。そして、僕自身まだまだ “音楽” のスタートを切れていると感じていなかったので、増田俊樹の音楽の始まりになってくれればいいなという微かな祈りもあり、いろいろとマッチした『origin』をタイトルにしました。

――リード曲は疾走感のあるメロディが印象的な『hikari』です。レコーディング時の出来事などありましたらお聞かせください。

増田 『hikari』は、デモを聴いた時点で僕もスタッフ陣も好印象を抱いた曲で。僕たちが作りたいアルバムの方向性にもすごく合っているし、いいんじゃないかというところで選ばせてもらった曲です。じつは、今回新チームになって初めてレコーディングする曲でもあったので、僕としては少し緊張する部分もありましたけど、充実したレコーディングでした。

――今後の音楽活動について、増田さんのお考えをお聞かせください。

増田 今できることは、こうやってレーベルに新たな曲を作ってもらって、それを皆さんに届ける場を用意してもらえた時に、その気持ちに精一杯応えることではありますが、今回『origin』を作らせてもらって、僕の中に芽生えてきた音楽に対するモチベーションがあって。楽曲制作なのか歌詞制作なのか……今まで経験がないことなので、すぐには難しいかもしれないですけど、あわよくばそういったことができたら嬉しいなとは思っています。ただやっぱり大事にしたいのは、リスナーに届けた上でみんなが楽しんでくれるといいなということ。今後もそれを忘れずに、曲を作っていくことに参加していきたいと思っています。

アニメージュプラス編集部

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