• 水瀬いのり約2年ぶりの全国ツアー閉幕!横アリライブレポ到着
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2021.10.18

水瀬いのり約2年ぶりの全国ツアー閉幕!横アリライブレポ到着

水瀬いのり約2年ぶりの全国ツアー閉幕!横アリライブレポ到着

水瀬いのりが、7月にリリースした記念すべき10枚目のシングルをタイトルに掲げおこなったライブツアー『Inori Minase LIVE TOUR 2021 HELLO HORIZON』。2019年6月以来となる約2年ぶりのツアーは、全日程SOLD OUT。大阪から始まり、愛知、福岡、仙台と4都市を巡り、10月17日のツアーファイナルでは、昨年無観客配信ライブを行った横浜アリーナへと再び戻ってきた。
今回、有観客としては自身最大規模となる会場で迎えたツアーファイナルの模様をレポートする。

開演時刻が過ぎ、暗転したステージのスクリーンに、ツアーのイメージカラーである鮮やかなグリーンが一面に広がるオープニングムービーが映し出される。草原で目を閉じた水瀬の脳裏に浮かぶのは、ステージから見た一面のペンライトの海と「いのりん」コールだ。今までのライブへの想いをはせ、観客に向かって手を振り駆け出す姿が映し出された後、客席中央に設けられたセンターステージに鮮やかな衣装をまとった水瀬いのりがサプライズ登場! ミニスカートの蛍光カラーがシャツの白に映える。

オープニングは、ライブのマストチューン『Ready Steady Go!』からスタート! 弾けるような歌声に合わせ観客が一斉にタオルを回し、待ちわびていた再会を喜んだ。続く『ピュアフレーム』では、ステージ下手まで移動しながら、ライトに照らされた客席を見渡す水瀬の〈おかえり〉〈ただいま〉と歌うフレーズが印象的に響く。
そして『Million Futures』では、疾走感のあるメロディに乗せた伸びやかな歌声でファンを熱狂させながら、オープニングを走り抜けてみせた。

「HELLO HORIZONツアー最終日、横浜アリーナ公演へようこそ!」と叫び、「去年同じ横浜アリーナで無観客を行った時には、こんな景色が見られる未来が来ると思ってなかった」と間近で音楽を届けられる喜びをかみしめる水瀬。発声の代わりにペンライトや拳、タオルや瞳で想いを伝える客席に、アンケートやライブ恒例の「回ってー!」での衣装見せを行いコミュニケーションを深めた。
そして最新シングル『HELLO HORIZON』より、ライブ初披露となった『Morning Prism』では、ステージと客席の双方で手拍子を鳴らし一体感を高め、5曲目『アイマイモコ』では、甘酸っぱい恋心をキュートに歌い上げる。


続いては “いのりバンド“ のメンバー紹介へ。ファンの間ではすっかりお馴染みとなった彼らは、今回のツアー中にメンバーカラーが決定。観客も各カラーのペンライトを振って盛り上がった。

白い布がひらめくロングスカートスタイルに衣装替えした水瀬が披露したのは『クリスタライズ』。曲名の通り、クリスタルのようなビジューが胸に煌めく。交錯する時間を歌う詞とリンクした、秒針のような振り付けが印象的だった。次の『Well Wishing Word』では雰囲気が一転、スカートをひらめかせながら笑顔いっぱいに手を振りポップなダンスで観客を魅了した。

ここからはライブ初披露となる3曲が立て続けに繰り出される。『思い出のカケラ』では客席の隅々まで手を振りながら爽やかなパフォーマンスを見せる。そしてアリーナ中央のステージいっぱいに焚かれたスモークが雲のようになった中で、ゆったりと揺れながら歌ったのは『ソライロ』。続く『茜色ノスタルジア』では空が変わるようにステージが夕暮れ色に染まり、情感たっぷりに伸びやかなロングトーンを響かせた。

>>>ライブの様子やジャケットほかを見る(写真12点)

写真:加藤アラタ、三浦一喜

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