好評放送中の『ウルトラマントリガー』、物語も中盤を過ぎ、アブソリューティアンまでがトリガーの世界に現れ、トリガーと激闘を繰り広げるなど、怒涛の展開となっている。時期は少し前になるが、マナカ ケンゴを演じる寺坂頼我さんと、ウルトラマンとして先輩にあたり、心からのウルトラファンである朝倉リクを演じた濱田龍臣さんで、『ウルトラマントリガー』のことはもちろん、先輩後輩対談をお届けする。
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◆寺坂さんは正統派!◆
――お二人は今回が初対面とお聞きしました。
寺坂 はじめまして! SNSは見ていました。
濱田 僕も。あとは配信番組を観ました。
――お互いの第一印象、もしくは会うまでに抱いていた印象を教えてください。
寺坂 長く芸能界にいらっしゃる大先輩。しかもウルトラマンとしても大先輩ですし、ウルトラマンシリーズにも詳しい。現場でも度々お名前を聞くことが多いです。“龍臣プロ” って呼ばれていました。
――どういうときに濱田さんのお名前が出るんですか。
寺坂 例えばSNSで『ウルトラマントリガー』の商品告知が発表されると、龍臣さんがすぐ反応しているので、「さすがだよね、チェック速いよね。もう “いいね” きたもん」とか。あとはアフレコの現場でも、濱田さんはこういう風にしたら結構良かったよ、とかスタッフの方に教えていただいたこともあります。僕の中では憧れの先輩です。
――実際に会われていかがですか。
寺坂 すごく優しいんです。今後も仲良くしていただきたいと思っています。いろいろお話をお聞きしたいですね。
濱田 ウルフェスのショーの前の「『トリガー』やります!」っていう動画など、たくさん見させていただきましたが、元気だなって。ニュージェネの先輩たちを悪く言うわけじゃないですが、「まともそうな人が来たな」って(笑)。
――「まとも」ってどういうことですか。
濱田 『ウルトラマンギンガ』から僕まで変な人が続いて(笑)、そこからゆるふわ系な印象の人が続いているんですよね。カツ兄とイサ兄(『ウルトラマンR/B』の湊カツミ役・平田雄也さんと湊イサミ役・小池亮介さん)も結構ふわふわしていて、アサヒちゃん(同じく『R/B』の湊アサヒ役・其原有沙さん)もふわふわですよね。寺坂さんはしっかりしているところは本当にしっかりしている。そういうイメージがすごくありました。変身バンクを見ると、キマってる! 格好いいなって思いました。変身アイテムを掲げるタイプに憧れていたこともあって、「いいなぁ」って思っていました。
――ある種正統派っていう感じですね。
濱田 そうですね。マナカ ケンゴは笑顔を大切にしているというキャラクターもあってか、お芝居も見させていただいて、正統派だなっていうイメージです。
寺坂 今日は本当に気持ちよく寝られそうです(笑)。すごく嬉しいです。『ウルトラマントリガー』をやるにあたって、もちろん『ウルトラマンジード』を観させていただきました。ウルトラマンとして似ている部分があると思うので、すごく参考にさせていただきました。
(C)円谷プロ (C)ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京
アニメージュプラス編集部