• Who-ya Extendedが現在の100%を詰め込んだニューアルバム
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2021.11.12

Who-ya Extendedが現在の100%を詰め込んだニューアルバム

独自の世界観を音で描き出すWho-ya Extendedの第2章はさらに刺激的な内容に!

『呪術廻戦』第2クールOPテーマ『VIVID VICE』や『NIGHT HEAD 2041』OPテーマ『Icy Ivy』などの楽曲で多くのファンを魅了し続けるWho-ya Extendedが、待望のセカンドフルアルバムを遂にリリース! 気になるアルバムの内容はいかなるものになったのか、ボーカル・Who-yaさんに話をうかがった。

──ファン待望の2ndアルバム『WII』がついにリリースされました。制作にあたってのコンセプトなどはありましたか。

Who-ya 1stフルアルバム『wyxt.』を去年の4月にリリースしてから約一年半が経ちますが、Who-ya Extendedにも大きな変化がありました。特にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演したこと、そして8月に開催されたはじめての有観客のライブは僕にとって大きな転換点となった出来事だったと思っています。
そうした経験をエッセンスに進化を続けるWho-ya Extendedの今の景色を全12曲の楽曲を通して皆さんに感じてもらいたい――今回のアルバムは、そんなコンセプトで作った一枚となりました。

──アルバムタイトル『WII』の由来はどんなところから?

Who-ya まず、そのままWho-ya Extendedの2枚目のアルバムという意味ですね。もう一つは、1st EP『VIVID VICE』の頭文字Vを二つ並べると「W」、2nd EP『Icy Ivy』の頭文字Iを並べると「II」になるんです。それを足して『WII』という若干シャレ的なダブルミーニングとなっています。僕としてもシンプルで分かりやすいタイトルがいいかな、とこれに決めさせてもらいました。

──アルバムの制作はどういう流れで?

Who-ya アルバム用に制作した新曲で最初に作ったのはリード曲の『Wander Wraith』。これはもともと今年8月に開催された初の有観客ライブのアンコールの時に会場限定で初披露させてもらった曲で、今回はこの曲を軸にして作っていくことになりました。
アルバム冒頭の『WII―prologue―』も、そのライブでSEとして使っていた曲です。僕にとって特別なものとなったライブ空間を切り取ってアルバムに組み込んでみました。そしてラストの『WII ―epilogue―』は、この曲に歌と歌詞を付けてWho-ya Extendedはどういうものかを僕なりに言語化した曲になっています。この2曲を開幕と終幕にもってくることで、一つの映画のような物語性のあるアルバムに仕上がったと思います。

──アルバムに1st EP『VIVID VICE』と2nd EP『Icy Ivy』を収録することで、どんな化学反応が生まれたと考えますか?

Who-ya 『VIVID VICE』は主題歌となったTVアニメ『呪術廻戦』で描かれる人間のリアルで生々しい部分をキーワードに作ったこともあって、これまでにはなかったバンドっぽい生音重視のロックサウンドになっています。対して『Icy Ivy』の方はWho-ya Extendedらしい、ちょっとディストピア調というか荒れ狂ったダークな感じの曲ですね。
両極端の2曲なんですが、逆にこの2曲でアルバムを挟み込むことで、何をやっても許されちゃうような内容になったんじゃないかなって僕は思っています(笑)。

──『VIVID VICE』の後に、新曲が3曲並んでいますね。

Who-ya この3曲の順番は割と音感重視で決めています。まず『Discord Dystopia』は退廃した世界で独りで立っている景色をイメージした曲。イントロのギターが一曲通してずっと鳴っているのが特徴的で、そこに注目して聴いてもらえたらと思います。

アニメージュプラス編集部

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