• Who-ya Extendedが現在の100%を詰め込んだニューアルバム
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2021.11.12

Who-ya Extendedが現在の100%を詰め込んだニューアルバム

独自の世界観を音で描き出すWho-ya Extendedの第2章はさらに刺激的な内容に!


──続く『Wander Wraith』、『MESSY WORLD』は?

Who-ya 8月のライブで新曲の初披露を決めていたんです。でも、いきなりだと皆さんもビックリするでしょうし、自分も若干のドキドキがありましたから(笑)、知らない人でもサビで盛り上がれるアップテンポでバウンスできる曲に仕上げたのが『Wander Wraith』です。

ポイントは「薄情な静寂に着想を縋り葛藤」と韻を踏んでいる歌詞の部分ですね。収録した歌のデータをEDITでぶつ切りにした上で張り直しているので、ライブの時とはちょっと耳馴染みが違っていると思います。そういう遊び心的な面白さも詰め込んだ曲です。

『MESSY WORLD』はコロナ禍の理不尽な現状をテーマにした曲ですね。世界中の人が感じた、行くあてのない怒りや悲しみが歌詞とサウンドで表現されています。

──アルバム後半に収録された『Absolute 0』と『透明な花』については?

Who-ya 『Absolute 0』はサウンドが特徴的な曲ですね。イントロから聴き馴染みのいいギターのリフがあって、悲しい歌詞でありながらメロディアスな曲調というギャップ、上がりそうで上がらない微妙なサビ感などを意識して聴いてもらえると。

『透明の花』は僕たちとしては初めて日本語のタイトルを付けた曲となります。誰もが持っている祈りや願いをテーマに歌った曲なんですが、とても難しくて……収録した曲の中でこれが一番レコーディングに時間がかかりました。

──そもそもWho-ya Extendedの曲は歌うのが難しいものばかり、という印象が強いのですが、Who-yaさんご自身もレコーディングは大変なんですか?

Who-ya もちろん大変ですよ、僕も楽に歌えているわけではないので(笑)。Who-ya Extendedは “現実寄りの非現実” みたいなところを狙っていまして、それを楽曲の形で表すとなると言葉数が多くなったり、ボカロっぽいメロディになったりすることが多くなるんです。
なので、「よし、あとは歌録りだ」ってなった時に「こんなメロにしてしまったのは誰だ?」って頭を抱えるみたいなことは、よくあったりします(笑)。

──特典Blu-rayに収録された『Wander Wraith』のMVの見どころは?

Who-ya 今までのMVはモーショングラフィックスや3DCGで作られていたんですが、今回初めて僕自身の映像を使って制作されました。8月のライブ映像とCGのハイブリッドで構成したMVの見どころは……全部ですかね(笑)。いろいろ新しいことにチャレンジしていますので、ぜひ耳と目で楽しんでいただきたいです。

──改めてこのニューアルバム、Who-yaさん自身はどんな手応えを感じていますか。

Who-ya Who-ya Extendedが出来ることを全て詰め込んだアルバムになりました。もちろん、まだまだ他にもやりたいことはたくさんあるんですが、現在の僕らの100%を感じたいならば、是非このアルバムを聴いてもらいたいですね。

──来年1月には初のワンマンライブも予定されています。最後にこちらの意気込みをお聞かせ下さい。

Who-ya コロナの影響もあって、デビューしてから2年ちょいでの開催となりました。Who-ya Extendedの音楽を応援してくれている人たちに出来る一番の恩返しは、やっぱりライブでダイレクトに音楽を届けて感動してもらえることだと僕は考えていて、それこそがある意味アーティストとしての使命だとも思っているんですね。

2年間というのは長い時間でしたが、今回のライブはそんな皆さんと直接会えなかった時間を埋められる待ち合わせ場所だと、僕は考えています。ぜひたくさんの方々に、そういった感覚で同じ時間を一緒に楽しんで観ていただきたいと思っています。

>>>Who-ya Extendedのライブ写真、『WII』ジャケットを見る(写真6点)

アニメージュプラス編集部

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