• 【22/7】9人でのラストステージ!涙と笑顔のライブレポート
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2021.11.17

【22/7】9人でのラストステージ!涙と笑顔のライブレポート

(C)22/7 PROJECT

秋元康総合プロデュースのもと、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んだデジタル声優アイドルプロジェクト『22/7(ナナブンノニジュウニ)』が、2021年11月14日、単独ライブ最大規模の東京国際フォーラム・ホールAを会場に、デビュー4周年を記念した『22/7 ANNIVERSARY LIVE 2021』を開催。昼夜公演を通して1stシングルからリリース順に全曲披露というパワフルなステージを展開した。5thシングル『ムズイ』に始まり、9人でのラストステージに涙と笑顔あふれた夜公演の模様をレポートする。

アグレッシブなOvertureと立ちこめるスモークの中、階段上のステージに一列に立ち並ぶ9人の姿はシルエットから力強い。リリース時の衣装を着てデビューシングルから時系列に披露するというアニバーサリーらしい構成で、キャラソンを含め4thシングルまで、完全にアップデートした全26曲を披露した昼公演を経て、疲れを見せるどころか会場に満ちたパワーを充てんしたかの気合いが伺える夜公演。その幕開けとなったのは、 TVアニメ『22/7』の主題歌としてキャラクターのライブシーンとともによみがえる5th表題曲『ムズイ』だ。「私にとっての希望ってどこにあるの?」。西條和の問い掛けは、そっとつぶやくようでいて鋭く刺さる。倉岡水巴の包容力ある歌声が出だしを飾った『空のエメラルド』で全員で手を繋ぎ波打つ水平線は、3人のメンバーの卒業を迎える今日も美しく輝いていた。

内にこもりがちなイメージのあった22/7に革命をもたらした6th『風は吹いてるか?』から、7th『僕が持ってるものなら』とともに思い出される出来事は、つい昨日のことのようだ。彼女たちには、歌えばよみがえる絆がある。間髪入れず、うつむいた顔を上げさせる『タチツテトパワー』の威力! 倉岡と海乃るりのリードで両手をTの字に広げて駆け回る姿に、自然と元気が湧き上がる。1stアルバム収録の『ヒヤシンス』は、セリフを主軸に、そのときどきの思いが歌に乗るライブならではの楽曲として育ち、凛と咲かせた大きな花が誇らしい。

また、夜公演の見どころとなったのが、6thシングル以降始まった多彩なユニット曲だ。ひとつが、演じるキャラクターのイメージで分けられた雰囲気別3ユニット。初めてのコミカルな楽曲で『半チャーハン』旋風を巻き起こしたハッピータイプの「晴れた日のベンチ」は、全員が今回の卒業メンバー。明るさと寂しさをないまぜにしながら、親指を立てたグッドのポーズなど踊れる振り付けが一体感を生む『To goでよろしく!』とともに、最強ポジティブなパワーを振りまいた。「ふーわふわーとるっとぅ♪」の甘い歌声で脳をくすぐる、ゆるふわタイプ「気の抜けたサイダー」の『ソフトクリーム落としちゃった』。『好きになるのは自由だし…』をライブで初めて歌った涼花萌のいたずらっぽい歌いかけにつられてメンバーが笑ってしまう一幕に、癒やされた。夜を連れてくるセクシータイプの「蛍光灯再生計画」は『タトゥー・ラブ』で、その心に残る疼きを腰を揺らして歌い上げる。『交換条件』では、きれいごとだけでは得られない大人の愛を教えた。また、紅白ユニットでは、パンクゴシックな世界観に酔いしれながら幼い反抗心を歌う『雷鳴のDelay』、甘ロリを冠して個性的すぎるキウイたちが勢揃いした『キウイの主張』で、豊かな表現力を見せつけたのだった。

文/キツカワトモ

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