• May’nが語る新シングル『オレンジ』と『マクロスF』シェリルとの再会
  • May’nが語る新シングル『オレンジ』と『マクロスF』シェリルとの再会
2021.11.24

May’nが語る新シングル『オレンジ』と『マクロスF』シェリルとの再会

ニューシングル『オレンジ』をリリースするMay’nさん

弱冠15歳でメジャーデビューし、『マクロスF』に登場する歌手、シェリル・ノームの歌パートを担当するなどして一躍知名度を上げた、歌手のMay’nさん。様々なアニメ主題歌を担当し、ミュージカル女優としても舞台を踏むなど、活躍の場を広げ続けている彼女が、11月24日にニューシングル『オレンジ』をリリースする。そんな彼女に、新曲についてはもちろんのこと、大きな影響を与えたという『マクロスF』についても伺ったインタビューをお届けする。
【Voice Feature:17 May’n】
――ちょうど現在、『マクロスF』シリーズの約10年振りとなる完全新作、『劇場短編マクロスF ~時の迷宮~』が公開中ですが、こちらはご覧になりましたか?

May’n ちょうど昨日、(シェリル・ノームの声優を務める)遠藤綾さんと観に行ったところです! これまでの『劇場版マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜』も『劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜』も一緒に映画館に観に行っていたので、今回も一緒に行きました。なんか儀式みたいな感じになっていますね。

――ご覧になっていかがでしたか?

May’n なんかもう、号泣しましたね……。『マクロスF』の短編が終わると、一瞬間が空いてから『マクロスΔ』の映像が始まるのですが、その一瞬で二人、顔を見合わせました。最初から泣いていましたが、他のキャラクター達が出てきただけでも、泣くようなシーンじゃないのに「みんなにまた会えた!」という懐かしさで泣いていました(笑)。その後、シェリルの歌声が聴こえてきたら、「シェリルが歌ったー(泣)」みたいな感じで更に泣いて……。

――ご自身の声ではあるけれどですか?

May’n 確かにシェリルの歌声は自分が収録した声なんですけど、アニメを観ている時は、全然自分という意識はないんです。これは前から変わらずずっと同じ感覚で。そして、私的に一番泣いたのは最後のエンドロール。更に号泣しました(笑)。長年応援してくださっているシェリルファンの方にしてみれば、今作でシェリルのその先が描かれることに不安があったと思うのですが、それでもきっと喜んでいただける作品になっているのではないかと思います。

――May’nさんにとって、シェリル・ノームというキャラクターはどんな存在なのでしょうか?

May’n 凄く特別な存在ですね。私自身のキャリアがMay’nに変わったのもシェリルと出逢ってからなので、一心同体みたいな気持ちもあります。シェリルの楽曲を歌う時は、自然と自分の体の奥底にずっといるシェリルが目を覚ます感覚というか……。シェリルとして歌っている時は、「シェリルを演じている」という感覚は全くなくて、体の奥の方からシェリルがグググっと起き上がってくるような感覚なんです。今回、久々にシェリルとしてのレコーディングをさせてもらいましたが、「シェリルってどんな感じだったっけ? シェリルの声にしなきゃ」みたいなのは全くなく、自然とシェリルに戻れました。2008年の出逢いからずっと、シェリルの気持ちを失ったことは一度もないですね。一緒に歌わせてもらっています。

――今回のレコーディングは、ランカ・リー役の中島愛さんと一緒にされたりも?

May’n 一緒ではないですが、同じ日のレコーディングだったので顔は合わせました。その時に菅野よう子さんから、「二人の声が前よりも似てた」と言われたのが印象に残っています。今までは、「合わないのに合っていなくもないというのが凄く不思議だ」と菅野さんに言われていたのですが、今回は、前よりも溶け合うというか似ている部分があったようで……。歌う前にすり合わせていた訳でもないので、愛ちゃんと二人で驚いていましたね。

――年月を重ねてきたからでしょうか……。今回久しぶりにシェリルとして歌うにあたり、新たなディレクションなどはありましたか?

May’n シェリルは『サヨナラノツバサ』の時点からずっと眠ってしまっていて。ランカちゃんは成長しているんですが、シェリルは眠っているのであまり変化はない。けれどシェリルって、どんな時も歌うことを止めることができないんです。歌うことを選んだシェリルの宿命というか心の強さ、音楽への強い気持ちは表現できたら良いなと思って歌いました。

――今後にもちょっと期待したくなっちゃいました。

May’n そうですよね! どうなるかは全く分からないのですが、もし続きがあるのなら私も楽しみです。

アニメージュプラス編集部