• May’nが語る新シングル『オレンジ』と『マクロスF』シェリルとの再会
  • May’nが語る新シングル『オレンジ』と『マクロスF』シェリルとの再会
2021.11.24

May’nが語る新シングル『オレンジ』と『マクロスF』シェリルとの再会

ニューシングル『オレンジ』をリリースするMay’nさん


――ありがとうございます。『マクロスF』をはじめ、これまでもたくさんアニソンを歌ってこられたMay’nさんですが、今回リリースされる楽曲もアニメのタイアップ曲なんですね。

May’n そうですね。今回リリースするシングル『オレンジ』には3曲収録されているのですが、表題曲はTVアニメ『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』、『シキザクラ』はTVアニメ『シキザクラ』のエンディング主題歌になっています。

――『オレンジ』はご自身の作詞作曲になっていますが、制作にあたってのオーダーなどはあったのでしょうか?

May’n オーダーというのはあまりなくて、この作品のエンディング主題歌を是非お願いしますと言っていただきました。今まで、自分のアルバム収録曲などでは作詞作曲をしてきたんですが、タイアップ作品で作詞作曲に挑戦するのは初めてでした。数年前から、タイアップ作品等でも自分のクリエイティブな面を発揮したいというのは一つの目標として掲げていたので、レーベル移籍後第1弾シングルで大きなチャレンジができるのは、とても有難いことだなと嬉しかったです。

――特にオーダーがなかったとのことですが、曲作りはどんな風に?

May’n 台本や設定資料を全て読ませていただいたところ、登場人物の一人である、(清瀬)優ちゃんが私的にグッときたんです。ずっと一人でプライドをもってアイスホッケーに打ち込んできた女の子なんですが、仲間の存在によって変化し、成長するんです。その部分に凄く共感したので、そんなところを楽曲に取り入れながら、アイスホッケーのチームプレーの温かさや『プラオレ!』の全体像を描いていけたら良いなと進めていきました。

――制作にあたっての苦労は? 

May’n まずアニメサイズを作ってOKをいただいたら、フルバージョンを作る形で進めたのですが、最初にアニメサイズを作ったことで一度世界観が完成してしまって……。そこからどうやってフルにしようかというところでかなり悩みました。エンディングテーマだからこそ、アニメサイズでも、どこか落ち着くゴールを見せて終わりたいなというのが私の中であったので、アニメサイズだけで一つの楽曲のゴールが出来てしまったんです。ここは、普段の制作と違う、アニメタイアップならではの苦労だなと感じましたね。

――フルサイズに広げていくにあたっては、どんなことをされたのでしょうか?

May’n 今回は優ちゃんの気持ちを描きたいというのが私の中で強くあって。一人でずっと頑張ってきたけど、一人じゃできないことってあるんだなと気付かされて、仲間がいることの心強さを知れたからこそ、そこから未来が広がっていくというゴールをアニメサイズ(1番)で作ったんです。そこでゴールを見せたからこそ、私としては2番以降後ろ向きにはしたくなくて。なので、あえてサイズをちょっと短めにして、成長した心のまま、どんどん一歩ずつ進んでいくという形にしました。

構成は変わっていると思いますが、あんまり普通の展開にして回り道したくないなと。学生の時って悩むこともたくさんありますけど、心の成長スピードもとても早いんじゃないかなと私の経験からも思うんです。この曲の構成は『プラオレ!』のエンディング主題歌として制作をさせていただいたからこそ思いついた形であり、自分自身も新しい楽曲が作れたなと嬉しく思っています。

――気に入っている部分は?

May’n この曲はアニメの楽曲でもあるけれど、自分のシングルの表題曲でもあるというところで、自分自身の気持ちとしても100%の曲を作りたいなというのは凄く思っていて。今のMay’nが感じている青春も、私自身の中高生時代の青春も入れ込みたいと思ったので、そんな青春を思い出して入れ込んでいく作業は苦労しました。そんな中でも、「重ねてく手のひら伝う」という歌詞が生まれた時に凄く、学生時代と今のMay’nの青春がリンクした言葉が生まれたなと思ったんです。作品の中で円陣を組むシーンがあるんですが、そこをイメージして、曲もどんどんコーラスが重なって、仲間が増えていくような編曲にしていただいたので、ここは凄く気に入っている部分です。

アニメージュプラス編集部