• 入野自由5枚目のシングルは「新たなチャレンジを楽しむ」一枚に
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2021.12.01

入野自由5枚目のシングルは「新たなチャレンジを楽しむ」一枚に

5thシングル『CHEERS』をリリースした入野自由さん

演技に加えて高い歌唱力も知られる入野自由さんが、5thシングル『CHEERS』をリリース! 新進気鋭のアーティスト・TENDERさん、PEARL CENTERさんとタッグを組んだ楽曲をはじめ、自身で作詞・作曲を担当した『April』のextended ver.など、挑戦的な内容となったニューシングルについて語っていただきました。

【Voice Feature:18 入野自由】

──今回のシングル制作にあたって、テーマなどありましたら教えてください。

入野 昨年はアルバムを作り、それに合わせて配信ライブもやったので、当時の僕としては全部出し切っちゃった感じがあったんですね。そんな中で「次、どうする?」という話になった時、何か新しい刺激がないと作れないというか……作ったところでいいものにならないだろうと思ったんです。それで、今まで僕が出会ったことのない音楽を手掛けている、新しい人と出会って新しいことをやってみよう、というのが始まりでした。

──TENDERさん、PEARL CENTERさんとコラボすることにしたきっかけは?

入野 「自分が今好きなのはどんな曲なんだろう?」「どんな曲を歌いたいんだろう?」ということを自問自答したり、いろんな人にも意見を聞いたりと模索していて出会ったのがTENDERさんでした。これまで僕が歌うことがなかった独自の雰囲気の歌唱と耳馴染みのいいトラックが本当にかっこよくて、ぜひお願いしたいとアタックさせてもらいました。
とはいえ、「自分に歌いこなせるか? マッチするのか?」という不安もあったりしたんです。でも、いろいろと悩んでいる今だからこそ、新しいチャレンジをするにはいい機会なのかもしれないと思って、チームを組ませていただくことになりました。

──自分にない音楽性にチャレンジする気持ちというのは、前回のシングル『FREEDOM』で向井太一さんとコラボした経験が影響したところも?

入野 そうですね。まさにおっしゃる通りで、それがあったからこそ飛び込めた感じはあります。前だったら多分自分とかけ離れすぎた楽曲ということでピンと来なかったかもしれないのですが、向井さんを始め、これまでにたくさんのアーティストさんたちと出会ってきたことで、いろんな音楽を聴くようになりました。そのおかげで辿り着くことができたと思っています。

──表題曲『CHEERS』はどのようにして作られたのでしょうか?

入野 この曲は、じつは全収録曲の中で一番最後にできた曲です。まずトラックが上がってきて、そこにTENDERさんが仮歌を入れてくれていたんですけれど、それを聴いただけでなんだかちょっとワクワクするような、自分がやってみたかった世界観を感じられたんです。そこから歌詞を作ってもらうことになり、当初はちょっとパーティーソングっぽい楽しい曲をイメージしていたんですが、曲を聴いてそれよりもゆるく楽しく、チルっぽい感じにしてもらったほうがいいのかなと。

──メッセージ性が強い歌詞ですよね。

入野 そうですね。でも、曲と歌詞のバランスが絶妙で、押しつけがましくないところが素敵だと思いました。

──レコーディングはいかがでした?

入野 難しかったですね。やっぱりTENDERさんの歌い方を真似することはできない。だからといって完全に無視して自分のやり方で歌ってしまうとそれはそれで曲のあるべき姿からかけ離れたものになってしまうような気がして。なので、TENDERさんに少し寄せつつ “入野自由らしさ” も意識して、というバランス感覚で歌いました。

アニメージュプラス編集部

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