• 『そふび道』NEWS■レインボー造型企画の「仮面怪人シリーズ」もコンプリートまで、いよいよラストスパートです! レインボー造型企画・前澤護
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2021.11.28

『そふび道』NEWS■レインボー造型企画の「仮面怪人シリーズ」もコンプリートまで、いよいよラストスパートです! レインボー造型企画・前澤護

「仮面怪人シリーズ」もコンプリートまで、いよいよラストスパートです! レインボー造型企画・前澤護

▲今後発売予定の原型。左から「アオレンジャー」「武者仮面」「黄金仮面」「アカレンジャー」。
▲今後発売予定の原型。左から「モモレンジャー」「ヒスイ仮面」「青銅仮面」「キレンジャー」。

▲レインボー造型企画の前澤護氏。「超人怪人工房」の「仮面怪人シリーズ」を始めレインボー造型企画製ソフビを全て統括するプロデューサー。

先日、レインボー造型企画が展開中の『秘密戦隊ゴレンジャー』登場の「仮面怪人シリーズ」のコンプリートまで残り10体となるカウントダウン第1弾「ミドレンジャー」「毒ガス仮面」の今月末受付締め切りとなる受注情報を紹介した(https://animageplus.jp/articles/detail/40694)。 
これでシリーズは、残すところ「アカレンジャー」「アオレンジャー」「キレンジャー」「モモレンジャー」と「黄金仮面」「武者仮面」「青銅仮面」「ヒスイ仮面」の8体! レインボー造型企画の公式サイトでは、残り8体の原型画像や今後のリリース順も公開! シリーズ第1弾から今年で11年! ついに前代未聞のコレクションの完結直前について、そしてそのことを記念して、予告通りレインボー造型企画で一連のソフビを全てプロデュースしてきた前澤護氏にインタビュー! 
シリーズのラストスパート、ここまでシリーズを継続した想い、気が早いが気になる今後の展開など、さまざま語っていただきました! 非常に興味深いインタビューになっているので、ぜひご覧ください!

ーー最初登場の5体の「仮面怪人」以外(2月受注「一つ目仮面」「銀熱仮面」/5月受注「扉仮面」「青すじ仮面」/8月受注「戦闘員ゾルダー」「鏡仮面」)を今年、受注されました。まずここまでコンプリートしたことについて感想を聞かせてください。

前澤 とうとうここまできた……というか足掛け十何年……今年でシリーズが11年目なんです。その前に展開した『超人バロム・1』の「ドルゲ魔人」が、確か4年ぐらいでコンプリートして……その時は2カ月に2体発売するペースで実質、毎月1体、年12体発売したことになる。よく体力がもったな……。それに比べると「仮面怪人」は、ライセンス元である東映さんの担当者も何人変わったかという感じだし、以前東映さん限定の販売窓口だった「東映ヒーローネット」もブランドとしては残りますが、今年から取扱が「東映オンラインストア」に変わりましたから……(笑)。オンラインストアさんに変わって「レインボー造型企画の商品で、こういう時代が来たか!」と感じたのがバーコード取得でしたね。東映オンラインストア取扱い商品は「納品時に全部貼り付けて下さい」と言われました。本当にこの11年間で色んなことが変わったと感じますね(遠い目)。

ーー確かに年月を感じます。前澤さんとは毎年来年分のインタビューをさせていただいているので正直、「仮面怪人シリーズ」第1弾の「軍艦魔面」「歯車仮面」の発売も、ついこの間のことなんですが……。それにしてもよくここまで続きました。

前澤 本当に「仮面怪人シリーズ」は、よく続けてこれました。ほかのメーカーさんも色んなシリーズを製作されていますが、これだけ長い期間かけてひとつの作品に登場した怪人を全て網羅するというのは初ではないかなと思います。

ーーちなみに恒例の質問ですが、今年ここまで発売された中で難産だった「仮面怪人」の思い出を聞かせてください?

前澤 今年の中では、散々悩んだのが「鏡仮面」でした。ちょうど今、受注も終わって生産中なんです。頭部は三面鏡がモチーフなので、劇中通り観音開きの状態で原型を製作しました。原型は綺麗な真四角ですが、ソフビで成型すると、まっすぐなので金型から抜く時、ピッタリ張り付いてしまって抜けないと成型工場さんが困ってしまって……。どうしても形がガタガタになってしまう。これは形状的に仕方がないんですが、超絶的に難しかった。東映さんに成型サンプルを見せた時「どうしてもこうなるので、これでいいですか」と色々話をさせていただきました。実は劇中の「鏡仮面」の頭部は、よく見るとウレタン製なのでグネグネしているんです。だから「これもアリですよね」ってOKをいただきました。金型を作り直している時間もないし、ここまで来たら後に引けませんからね。

(C)石森プロ・東映

アニメージュプラス編集部

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