• 『私ときどきレッサーパンダ』監督の想い「子供たちに心の準備を」
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2022.03.14

『私ときどきレッサーパンダ』監督の想い「子供たちに心の準備を」

(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

2022年3月11日よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中のアニメーション映画『私ときどきレッサーパンダ』。その監督監督のドミー・シーらは、ピクサー作品が世代を問わず多くの人に愛される理由は、「それぞれの視点で共感できるメッセージが込められているから」だと明かす。本作でも「大人にとっては【自分を大切にするきっかけ】、子供には【心の準備】になってほしい」という、監督の思いが込められていることが語られた。

主人公メイは、母親の前ではいつも「マジメで頑張り屋」のいい子……だけど本当は推しのアイドルグループや好きな男の子に夢中で、ときには友達とハメを外して遊んだりする明るい自分を母親に秘密にしている──。
そんなメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩みこんだまま眠りについたメイが翌朝目を覚ますと……なんとモフモフなレッサーパンダに!!
突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの<秘密>とは…?

『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、子供から大人まで夢中にさせる作品を数多く生み出してきたピクサー。アカデミー賞(R)長編アニメーション賞を受賞した『インサイド・ヘッド』ではヨロコビやカナシミなど人間が抱く「感情たち」が主人公として描かれているが、監督のピート・ドクターは「これは大人への階段を描く作品。カナシミを感じてもいいんだよって、受け止めてれもらえればうれしい」と語っており、成長していく子供だけでなく、大人の目線でも共感できる温かいメッセージが込められていることを語っている。

そんなピクサーのスピリットは『私ときどきレッサーパンダ』にも受け継がれており、主人公メイを通して、あらゆる世代の心に刺さるようなメッセージが込められているという。
ドミー・シーは「『私ときどきレッサーパンダ』でも、大人には、あの年齢の時、自分がどうだったかを思い出してもらえればと思う。そして自分に優しくしてあげて欲しい。ここまで変化してきたこと、自分が成長してきたことを受け止めてもらいたい。それに、子供たちには、この映画を見て心の準備をして欲しい(笑)。これから大変な時がやってくるけれど、大丈夫だから、と彼らに言ってあげたいわ。体は変化するし、親と衝突するだろうけれど、それはみんなが通っていくこと。あなたもちゃんと通り抜けられるわよ、と」と、作品に込めた思いを明かしている。
本作では、レッサーパンダになってしまったメイを通して、<本当の自分らしさとは?>と、人生で誰もが一度は悩むテーマについて描かれている。
大人にとっては、懸命に自分と向き合うメイに共感し、自分を思い出させてくれるような物語となり、子供の視点からは、「どんな変化があっても大丈夫」と背中を押してくれるような作品となっている。
全世代へ響く、製作陣の優しいメッセージが込められた本作は必見!

突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの<秘密>と、レッサーパンダになったことでメイが見つけた、「本当の自分」とは!?
悩みながらも自分と向き合おうとする前向きなメイの姿に私たちは、「明日は自分をもっと好きになれる」と勇気と元気をもらえるだろう。
今を生きる人々を笑顔で包み込み、誰もが驚き、笑って、思わず泣いてしまう奇想天外な物語、『私ときどきレッサーパンダ』はDisney+にて見放題で独占配信中だ。

>>>『私ときどきレッサーパンダ』モッフモフな場面カットをすべて見る(画像3点)

(C)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

アニメージュプラス編集部

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