• アスカ=自分! つるの剛士が語る『ウルトラマンダイナ』への想い
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2022.04.01

アスカ=自分! つるの剛士が語る『ウルトラマンダイナ』への想い

つるの剛士(左)、ウルトラマンダイナ(右) (C)円谷プロ

特撮作品『ウルトラマンダイナ』の放送25周年を記念し、「TSUBURAYA IMAGINATION」でのオンライン独占配信が決定した。これにちなみ、当時ウルトラマンダイナに変身するアスカ・シンを演じたつるの剛士氏に、当時の思い出や『ダイナ』についての想いを語っていただいた。

『ウルトラマンダイナ』は1997年放送の特撮作品。宇宙開拓時代「ネオフロンティア時代」を迎えた人類の行く手を、謎の生命体スフィアや怪獣たちが阻む。防衛チーム・スーパーGUTSのアスカ・シンは光の巨人ウルトラマンダイナに変身し、仲間と困難を切り拓いていくストーリー。

前年放送され好評だった『ウルトラマンティガ』の設定を引き継いでおり、当時のウルトラマンシリーズでは珍しく明確に前作の続編という位置づけの作品であった。

『ウルトラマンダイナ』がオンライン配信されるのは『ウルトラマンティガ』に続いて、今回が初めてのことになる。

つるの剛士氏は俳優・歌手・マルチタレント。デビュー3年目で『ダイナ』の主人公アスカ・シンを演じ、体当たりの演技で好評を博した。
後にバラエティでも活躍、アイドルグループ「羞恥心」のリーダーとして歌手デビュー。
2009年にはベストファーザー賞を受賞、育児に力を入れる父親、いわゆる「イクメン」の代表格の1人。
2022年に小田原短期大学を卒業、幼稚園教諭二種免許を取得した。

つるの氏は、アスカと自分の関係について「僕は、『ダイナ』はドキュメンタリーだと思っています。もちろん『ダイナ』が始まってからの1年間はアスカの成長記でもありましたが、終わったあとのアスカも、僕は作品だと思っているんです。僕自身もつるのとアスカの隔たりがないから、アスカを生かすも殺すも僕次第だと思ってます」と話す。

当時の自分については「監督に言われたんですよ。『つるちゃんね、この作品は地球の裏側まで永遠に残るんだからね。それを意識しなよ』って。当時は何言ってんだよと思っていたんですが、でも本当に残るんですよ。ちゃんとやっときゃ良かった。何であんなに朝まで飲んで “裏スーパーGUTS” やってたのかなと思って。でも、その結束感もすごい財産でした」と振り返る。

怪獣としては、ヒマラ、ラセスタ星人、ラブモス、バオーンなどが印象深いとのこと。また、実相寺昭雄監督が撮影した第38話「怪獣戯曲」は、撮影の方法が独特だったことを覚えているという。

今回の配信については「お父さんとの関係性のストーリーを1回見てもらえると、なんでアスカが他の作品によく出てくるのかとを分かってもらえると思う」と、注目ポイントを語ってくれた。

『ウルトラマンダイナ』の「TSUBURAYA IMAGINATION」での配信は、2022年4月1日(金)よりスタートし、スタンダードプランでは毎週月曜日に4話ずつ更新、プレミアムプランは4月1日(金)から全51話一挙配信。
月額あるいは年額課金で視聴可能となる。

>>>『ウルトラマンダイナ』配信記念つるの剛士インタビューの写真を全部見る(写真12点)

(C)円谷プロ

ライターぬのまる

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