• 初映像化!『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』原作者一押しエピソード
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2022.03.26

初映像化!『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』原作者一押しエピソード

Netflixシリーズ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」3月28日(月)より全世界独占配信

Netflixで2022年3月28日より配信予定のアニメ『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』。その全11話の中には、原作者ヤマザキマリが特に好きだというエピソードが含まれているという。それは「ルシウスと現代日本人・吉田の交流が描かれる第9話」。
ヤマザキは「この話がアニメという形で再現されたことには感動しました」と、約10年ぶりのアニメ化で新たに息を吹き込まれた物語への熱い思いを明かした。

『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』は、ローマ帝国で浴場技師として伸び悩む青年ルシウスが、なぜか〈古代ローマ〉と〈現代日本〉をタイムスリップできるようになってしまい、自国の浴場=テルマエの設計に日本の入浴文化を取り入れていく……という奇想天外な《お風呂コメディ》。
ヤマザキマリの傑作漫画『テルマエ・ロマエ』を原作に、津田健次郎を主演に迎え、この度 “ノヴァエ(新しい)” として生まれ変わった。
Flashアニメ化と、シリーズ興行収入100億円突破を記録した実写映画化を経て、これまでの映像化では取り上げていなかったエピソードと2本の書き下ろしエピソードを加え、全11話のボリュームで全世界に配信される。

同作では、銭湯や温泉地、家庭風呂、ショールーム……とあらゆる場所にタイムスリップしては、ルシウスが見せるトンチンカンな解釈が観る者の笑いを誘う。
そして本作で初めて映像化され、特にヤマザキが好きだと挙げるのは、現代日本人の建築士・吉田(声:櫻井孝宏)とルシウスが交流し、“古代ローマ風” のスパを作るエピソードだ。

ヤマザキのこのエピソードにかける思いはひとしおで「ルシウスと日本人の建築士が交流する話は自分的にはとても気に入っていました。時空を超えた同業者間の友好というのか。しかもすごくドラマチックなBGMがかかっていて、扇動されて泣きそうになった(笑)。本当だったら実写版でもやってもらいたかったくらいのエピソードだったので、動いている吉田を見れて嬉しかったです」と、ヤマザキ一押しのエピソードがアニメとして動き出すことの喜びを語った。

このエピソードでは日本のとある田舎町で、吉田が “古代ローマ風” スパ建設の依頼を受けて頭を抱えていたところにルシウスが現れ、浴場を作るもの同士の言語の壁をこえた熱いコミュニケーションが描かれており、津田健次郎と櫻井孝宏という豪華キャストによって息が吹き込まれる。

“ノヴァエ” として生まれ変わった本作で、ヤマザキは絵柄の再現度にも感動を覚えたという。
「今回、自分の息子と一緒に試写を見たんですが、息子がずっと『すごいすごい』って唸っていて。『あなたの絵を本当に緻密に全部再現できている』って言うんですよ。変な腕の組み方や、スムーズさが足りない彫刻みたいな人の動き(笑)、全てが私らしいタッチになっていると。他の漫画家の方からも『今回はヤマザキさんの絵を忠実に再現されているんですね』とコメントが入っていたので、ああ、そうなんだと。原作より少しグレードを上げて描いていただいても良かったんですが(笑)、現代のアニメーションの力というものを感じました」と語る。

ヤマザキが作り出したルシウスのテルマエを巡り繰り広げる唯一無二の世界観が完全に再現された本作で、ルシウスはどんな笑いを世界に巻き起こすのか、注目せずにはいられない。
《タイムスリップお風呂コメディ》「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」は3月28日(月)よりNetflixにて全世界独占配信開始だ。

>>>『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』原作者一押しエピソード画像を全部見る(画像3点)

Netflixシリーズ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」3月28日(月)より全世界独占配信

アニメージュプラス編集部

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