• チョコも残さず食べよう! ビックリマンアレンジレシピ本2冊刊行
  • チョコも残さず食べよう! ビックリマンアレンジレシピ本2冊刊行
2022.04.03

チョコも残さず食べよう! ビックリマンアレンジレシピ本2冊刊行

(C)LOTTE/ビックリマンプロジェクト

食玩のお菓子を持てあましてしまうという人がいる。ロッテはそんな人に向けて、ビックリマンチョコのアレンジレシピ本『ビックリマンチョコ激うま消費レシピ』2冊を2022年7月25日に刊行する。

食品付き玩具=食玩、あるいは玩具菓子=玩菓。お菓子と玩具がセットになっている商品である。日本では大正時代から存在する歴史のある文化だ。1970年代の「仮面ライダースナック」、1980年代の「ビックリマン 悪魔VS天使シール」、1999年の「チョコエッグ 日本の動物」など、各時代にヒットした食玩も存在する。
一般的に食玩を買う動機は「玩」の方にあるが、「食」もまた楽しみの一つである。だがこの「食」の方を持てあましてしまう人が、ある程度いる。

食玩にも色々な系統があるが、ランダム封入されたカードやシールを集めていくタイプはポピュラーなものの一つだ。こうしたものはダブりが発生することもあり、欲しい種類が出るまで、あるいは全種揃えるまでにはそれなりの数を購入することになる。
ある程度自由にお金が使える人がこれに挑む場合、いわゆる大人買いと呼ばれるまとめ買いを行う手がある。これによりカードやシールを大量に獲得できるが、付随してお菓子も大量に手に入ってしまうことになる。
カードやシールの食玩は、お菓子もウエハースチョコやスナックなど、食べでがあるものになっている場合が多い。いくらそのお菓子が美味しくても、全く同じ種類のお菓子を20個分、30個分というのは簡単には消費しきれない。
そう、食玩のお菓子を持てあますのは、量の問題なのである。

ロッテの「ビックリマンチョコ」は、シールタイプの食玩の代表格とされる存在だ。
ロッテは1980年代に「悪魔VS天使シール」が大ヒットした際「シールを売買しないこと、チョコをちゃんと食べること、シール交換を通して友情を深めること」をうたった「ビックリマン憲章」を発表していた。
そして2021年4月1日の「ビックリマンの日」、アレンジレシピへの誓いとして「チョコをおいしく食べること、アレンジレシピを参考にすること、レシピを広めること」という内容で「ビックリマン憲章2021」を復活させた。さらに合計41レシピを2021年4月~2022年3月まで、1年間通して展開したのである。

今回は、この活動を広げるためにビックリマン史上初となるレシピ本2冊を、主婦の友社より発行するという。

ロッテは、「レシピ本の出版によって、ビックリマンシール集めをより楽しめて、美味しくウエハースを召し上がっていただく活動をもっと広げていきたいと考えました。またそれによって、ごく一部でいただいた『ウエハースを食べきれない』といったご意見に対応し、食品ロス削減も図ってまいります」とコメントしている。
実はビックリマンのチョコは、アレルギーへの対応などの理由で、ピーナッツ入り→アーモンド入り→クッキークランチ入りと中身が変化している。食品ロス問題への対応も、時代の流れに即したものといえるだろう。

今回のレシピ本は「悪魔VS天使シール」にちなんで「天使編」と「悪魔編」に分かれている。「天使編」は人気パティシエ遠藤泰介氏、「悪魔編」は人気ショコラティエ江口和明氏がレシピを担当。天使編はふんわり甘~く、悪魔編は苦みや辛味を効かせて、と異なる傾向でアレンジされているとのことだ。
ちなみに元のシールが「悪魔VS天使」で「天使VS悪魔」でないのは「悪魔シールを貼られたら天使シールを貼って対抗する」という遊びの流れを意識したものである。

本の表紙も「ビックリマン」のパッケージをイメージしたものになっている。
さらにおまけシールも付属。シールは天使編、悪魔編×通常版、Amazon限定版、復刊.com限定版+第2弾で全9種を予定しているという。

現在ビックリマンは昔の「悪魔VS天使シール」の流れを汲んだ「第33弾」「第34弾」を展開。また「エヴァックリマン」「呪術廻戦マン」「鬼滅の刃マン」「ダイの大冒険マン」など、他作品とのコラボを積極的に行っている。自分の好きな作品がビックリマンとコラボし、大量にチョコが手に入ってしまう時のために、今回のレシピ本はビックリマンファンならずとも押さえておいた方がいいかもしれない。

>>>『ビックリマンチョコ激うま消費レシピ』表紙やビックリマン憲章などを見る(画像6点)

(C)LOTTE/ビックリマンプロジェクト

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事