• 80年代風汚し塗装が自然と現れるガンダムシルバーリング!
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2022.04.14

80年代風汚し塗装が自然と現れるガンダムシルバーリング!

(C)創通・サンライズ

1980年代、ガンプラの塗装では「部分的に塗装が剥げて銀の下地が見えている」状態を再現した「ハゲチョロ塗装」が流行した。今回、身に付けているだけで自然にその銀汚しが再現されるシルバーリングが登場した。

『機動戦士ガンダム』は1979年放送のTVアニメ。モビルスーツ(MS)と呼ばれる巨大ロボット兵器を用いた、地球連邦軍とジオン公国軍の戦争を描く。従来のロボットアニメには希薄だったミリタリズムの要素が導入されていた。
ガンダムのプラモデル、通称ガンプラにもミリタリズムの空気は持ち込まれ、当時のモデラーは「MSが実在するかのように表現する」=「リアル」ということに注力した。
ウェザリングとも呼ばれる汚し塗装はその技法の一つ。中でも『機動戦士ガンダム』のメカデザイナー大河原邦男がイラストで多用した、「部分的に塗装が剥げて銀の下地が見えている」状態を再現した「ハゲチョロ塗装」は基本技となっていた。

そして今回、身に付けているだけでそのハゲチョロ表現が再現されるシルバーアクセサリー「機動戦士ガンダム フェイスリングフルカラー」が登場した。

今回のアイテムは、常に新しいユニセックスジュエリー、アクセサリーを提案し続けるJAM HOME MADEが、TVアニメ『機動戦士ガンダム』の世界観を取り入れた、“COOL JAPAN”を象徴するブランド「STRICT-G」とのコラボレーションコレクションとして発表したもの。

元々JAM HOME MADEはSTRICT-Gとコラボし、「ガンダム」「シャア専用ザク」をモチーフにしたシルバージュエリーを展開していた。それらは普通のシルバージュエリーと同じように、銀の地金を生かした状態がメインになっていた。
今回は、それに手作業でアニメ設定通りの塗装を追加で施し、モビルスーツのよりリアルな表現を追求している。

アイテムは全てSV925素材を使用。経年変化により、施された塗装が部分的に剥がれ、本体のシルバー925が表面に出てくるという仕組みだ。
ガンプラのハゲチョロ塗装は、基本色の上から銀色で剥げた部分を描き込む方法が一般的だ。だがより手の込んだ方法として、全体を一度銀色で塗り、その上から基本色を塗り重ね、角などの基本色を落として銀色の地肌を出す、という手法も存在する。
「機動戦士ガンダム フェイスリングフルカラー」の自然に発生する塗装剥がれはこれに近い状態と言えるだろう。

JAM HOME MADEは今回のアイテムについて「ガンダムやザクのシルエットを大胆かつ精巧に彫り込んだアイテムは、あたかも自身が操るモビルスーツのように、戦い=着用を重ねる度に愛着が湧くNEW TYPEなシリーズです。歴史に残る名作をその手に、ファンのみならずとも、記憶に残る逸品です」とコメントを寄せている。

「機動戦士ガンダム フェイスリングフルカラー」の塗装剥がれは自然に発生するものなので、おそらく各装着者によって個体差が生じるであろう。また、自分の思っていたのと違う剥がれ方になる場合もあるかもしれない。
だがそれこそが、装着者の生活から導き出された「リアル」であり、自分だけのオリジナルなものと言えるのではないだろうか。

>>>「機動戦士ガンダム フェイスリングフルカラー」その他の画像を全部見る(画像8点)

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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