• 『犬王』観客も熱狂! 初日舞台挨拶イベントレポ
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2022.05.30

『犬王』観客も熱狂! 初日舞台挨拶イベントレポ

(C)“INU-OH” Film Partners

2022年5月28日(土)に全国公開となった劇場アニメーション『犬王』について、初日舞台挨拶イベントレポートが到着した。

湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』(配給:アニプレックス、アスミック・エース)は、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描く “狂騒のミュージカル・アニメーション” 。

『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著/河出文庫刊)を原作に、カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を、人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が演じる。

第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門をはじめ、世界各国の国際映画祭にて “ロックオペラ” と評され早くも絶賛・熱狂の嵐を巻き起こす前代未聞のミュージカル・アニメーションが、ここに誕生した。

そんな本作の公開を記念して、主人公・犬王の声を務めたアヴちゃん(女王蜂)、その相棒となる琵琶法師・友魚役の森山未來、足利義満役・柄本佑、犬王の父役・津田健次郎、湯浅政明監督が初日舞台挨拶に登壇!

まるでライヴフェスのような熱狂ぶりが評判の本作。熱気に包まれた満席の会場では、ついに公開初日を迎えたことへの万感の想いや、映画の制作秘話に加えて、登壇者の〈熱狂していること〉などトークし、会場は大いに盛り上がった。

◆初日舞台挨拶イベントレポート

“まるでフェス” のようなミュージカル・アニメーションということで、音楽に合わせた観客のリズミカルな手拍子で迎え入れられた一同。

待望の公開初日に湯浅政明監督は「満席ありがとうございます! エゴサをしたら、いい感想ばかり!」と喜びもひとしお。

カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く能楽師・犬王を演じた女王蜂のボーカル・アヴちゃんも「アヴちゃんでなければできなかった役だと色々な人から言われて、運命を感じました。『私がやらなあかん役や!』と思ったし、自分の中に新しい人格が生まれた感覚です」と胸を張って語った。

琵琶法師・友魚の役作りのために実際に琵琶を習ったという森山未來は「琵琶はギターに近いけれども、もっと感覚的。弾くだけではなく歌もセットになる楽器なので、自分が鳴らした音に対して自分の声のどの音を当てるのかが大事になる。フィジカルな楽器だと思った」と振り返った。

犬王の父役を演じた津田健次郎は「まさに湯浅ワールド全開! 完成した作品を拝見して納得した。予想できない角度で豊かに表現されていると思った」と湯浅監督の無限のヴィジョンに感嘆。

将軍・足利義満役の柄本は、役柄との共通点を聞かれると「共通点!? …顔がちょっと似ているなあと思ったので…これは僕が演じるしかないと思いました!」と大いに会場を盛り上げていた。

>>>イベントの様子を見る(写真2点)

(C)“INU-OH” Film Partners

アニメージュプラス編集部

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