• 『パリピ孔明』最終回は「赤壁の戦い」のごとく形勢逆転なるのか!?
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2022.06.15

『パリピ孔明』最終回は「赤壁の戦い」のごとく形勢逆転なるのか!?

(C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会

TVアニメ『パリピ孔明』が6月21日、遂に最終回を迎える。

『三国志』に登場する天才軍師として知られる諸葛孔明が、なぜか現代日本の渋谷に転生。無名のシンガー・月見英子の歌に心を打たれた彼は英子の “軍師” となり、今生では音楽で天下泰平への道を進んでいくことに。
突飛な設定ながら、あっという間に現代日本の知識を吸収した孔明が、最新ツールを使いこなしつつ次々とピンチをチャンスに変えていく超人ぶりは実に爽快かつ軽妙、観ていてワクワクさせられる。数々の兵法や故事も引用されるが、孔明か三国志オタクのオーナー・小林が丁寧に解説してくれるため、予備知識無しでも楽しめる親切設計となっている。

音楽が大きなウェイトを占める本作では、聴きどころも満載。人気の歌い手が歌唱キャストとして本作に参加、英子の歌は「96猫」が、そして英子の親友・久遠七海の歌を「Lezel」が担当している。彼女たちの見事な歌唱とP.A.WORKSが手掛ける美しい映像が相まった圧巻のライブシーンはまさに必見だ。

現在YouTubeでは「英子と七海!親友の2人がリアル楽曲を歌ってみた企画!」動画が公開中。大塚愛の『さくらんぼ』、TRFの『survival dAnce ~no no cry more~』(サヴァイバル・ダンス ~no no cry more~)など、とくに昭和に生まれ、平成を駆け抜け、令和を生きる民草に痛いほど刺さる、とてもエモいラインナップに耳が釘づけになること、間違いなし。

またハンガリー歌手JOLLYの楽曲をQUEENDOMが日本語カバーした『チキチキバンバン』を使用したOPも、孔明たちが曲にノッてダンスする映像が注目され、たくさんの「踊ってみた」動画がアップされるなど話題を呼んでいる。
笑えてノレる極上のパーティー感覚、これこそがアニメ『パリピ孔明』の大きな魅力と言えるだろう。

物語はいよいよクライマックスへ。夏の大型フェス「サマーソニア」への出演を賭けて、超難関の「10万イイネで出演権獲得企画」に参加することを決めた英子と孔明。ラッパー・KABE太人を仲間につけて、いざ決戦の地・渋谷109前へ!

孔明は「赤壁の戦い」で一夜にして10万本の矢を集めた「草船借箭の計」になぞらえた作戦を決行。ライバルの覆面ガールズユニット・AZALEA陣営が仕込んでいた企画を逆手に取ってたちまち7万イイネを稼ぐが、本物のAZALEAが到着して企みが露見、英子たちは集まった観客からブーイングを浴びせられてしまう……。

英子たちが迎えた最大の窮地。孔明にかつての主君・劉備と共に歩みだした頃を思い出させたほどの英子の歌は、報われぬままに消えていくことになるのだろうか。
そして、AZALEAメンバーのひとり・久遠七海の存在も大きな注目ポイントに。七海は英子の親友であり、その歌に魅せられているが、自分がやりたい音楽とAZALEAのプロデューサーの方針との間に大きなギャップを感じている。今後の彼女の行動が、物語に大きなうねりをもたらすのかもしれない。

ついに開幕する英子と孔明の大舞台、バイブスをアゲアゲにしながら備えよう!

>>>TVアニメ『パリピ孔明』ストーリーの行方が気になる最終回の先行カットを全て見る(写真18点)

(C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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