• この夏、ウッドストックがスヌーピーミュージアムの主役に!?
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2022.07.05

この夏、ウッドストックがスヌーピーミュージアムの主役に!?

(C) Peanuts Worldwide LLC

世界75カ国以上で連載され、コミックスの総発行部数は4億部超、地球規模で愛されている漫画といっても過言ではない名作『ピーナッツ』。主人公チャーリー・ブラウンやビーグル犬のスヌーピーなど、アメリカの漫画家、チャールズ M.シュルツによって生み出されたキャラクターたちは、いまもなお人々の生活に笑顔を届け続けている。

元々シュルツの仕事場だった、アメリカ・ カリフォルニア州サンタローザにあったスタジオの跡地が、シュルツの没した2年後の2002年に、チャールズ M.シュルツ美術館として生まれ変わり、ファンたちの聖地となっていたが、その美術館の世界で唯一のサテライト(分館)として誕生したのが、日本にできたスヌーピーミュージアムだ。
2016年のオープン時には東京・六本木に期間限定で開館。期間満了を経て、その人気ぶりにより、2019年には東京・南町田に拡大移転しリニューアルオープン、こちらも多くのファンが訪れている。

今年2022年は、シュルツの生誕100周年にあたるアニバーサリーイヤーとあって、誕生月11月に向けて日米で様々な企画が進行中とのことなので。続報が楽しみだ!

それに先駆け、スヌーピーミュージアムでは、7月16日(土)より、新たな企画展「ちいさなベストフレンド ウッドストック」が開催される。
『ピーナッツ』キャラのなかでもファンの多い、スヌーピーの親友・小鳥のウッドストック。最も小さくてかわいらしく、けれどもちょっぴり謎に包まれた存在。「小さい」存在であることで、いろいろな逆境にあいながらもたくましく生きている。そんなウッドストックは、数々のユニークなエピソードを通じて現在の私たちを勇気づけてくれるはず。企画展には、本家シュルツ美術館に所蔵されている貴重な原画、複製原画約40点が大集結! ナマの魅力が余すところなく堪能できるぞ!
一羽の鳥、あらわる  初期のコミックには写実的な鳥が登場していました。 「ピーナッツ」原画 1953年5月11日

『ピーナッツ』では1950年代から鳥が描かれていて、やがて一羽の鳥がしばしば登場するようになると、その鳥に1970年6月22日のコミックで「ウッドストック」という名前が与えられ、正式にピーナッツ・ギャングの一員に迎えられた。
nullウッドストック誕生! 「ピーナッツ」複製原画(部分) 1970年6月22日

ウッドストックは小さな巣の上で悠々自適に生活するおしゃべりな小鳥だけど、その言葉を理解できるのはスヌーピーだけ。うまくいかない恋をしたり、上手に空を飛べなかったり、事故に巻き込まれたりするけれど、スヌーピーと一緒にいればどんな困難もへっちゃらで、のほほんと、ひょうひょうと暮らしているのだ。
「ピーナッツ」原画(部分) 1981年8月4日

さらに、ウッドストックのヴィンテージグッズも約10点を公開。こちらも見ごたえあり!
さらにさらに、ミュージアムスタッフから、作品の解説を聞きながら展示を楽しめる「ギャラリートーク」も不定期に実施予定。ワークショップ「PEANUTSのROOTOTEをつくろう」もミュージアム限定オーナメント(プリントパーツ)にウッドストックのデザインが新たに登場する予定もあり。開始日程などは、HPなどで発信されるので、要チェックだ。



>>>展示物やヴィンテージグッズなどを見る(写真18点)

【スヌーピーミュージアム企画展「ちいさなベストフレンド ウッドストック」概要】
会場:スヌーピーミュージアム
東京都町田市鶴間3-1-4 042-812-2723
https://snoopymuseum.tokyo/
アクセス:東急田園都市線・南町田グランベリーパーク駅より徒歩4分
会期:2022年7月16日(土)~2023年1月9日(月)
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:2022年8月16日(火)、2023年1月1日(日・祝)
※チケット販売については、事前にミュージアムHPをご確認ください

(C) Peanuts Worldwide LLC

アニメージュプラス編集部

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