SparQlew最新アルバム『neon』は4人の新たなスタートを飾る意欲作

Kiramuneレーベルの若手男性声優ユニット・SparQlewが、4人での新体制となって初のフルアルバムをリリース！　2年ぶりとなる3rdアルバムは、ドラマ『片恋グルメ日記2』のオープニング主題歌『Precious days』をはじめ、バラエティ豊かな新曲10曲を収録。さらに8月には、アルバムを引っ提げて全国4都市を巡る初のライブツアー“PROGRESS”も予定されている。
新たな飛躍に期待が高まるSparQlewの4人を直撃しました！

──アルバムのタイトル『neon』にはどんな思いが込められていますか？

保住　今回は、新体制となった僕ら4人のいろんな面を見せることができるように、さまざまなジャンルの曲を詰め込んだアルバムにしようという話をみんなとしていて。その中で「アルバムのジャケットに、夜のネオンのようなキラキラ感が欲しいよね」という話が出たんです。

上村　それぞれの曲がいろんな色の光に包まれているようなイメージがあったんです。それに加えて、（アルバムを）ちょっと大人っぽい感じにしたいなとも思っていました。

堀江　「多種多様な曲たちを集めた今回のアルバムは、まるでカラフルな光の集合体であるネオンみたいだね」という話になりまして。それがきっかけとなって『neon』というタイトルに決まりました。

吉永　昨年リリースした1stミニアルバム『Daybreak』は “夜明け” のイメージだったので、それと対になるような感じで、新しいSparQlewを象徴するニューアルバムのタイトルに “夜” のイメージのある『neon』はハマるんじゃないかなって。

──リード曲の『Precious days』は、ドラマのタイアップ曲に抜擢されました。

上村　ドラマタイアップ自体は、僕たち自身が出演したドラマ『スーパーチューナー／異能機関』で経験しているのですが、アーティストとしてタイアップさせていただいたのは初めて。実際に映像を観たら、とてもドラマに合っていて驚きました。この曲をきっかけに、僕たちSparQlewの存在をもっと広く知っていただけたならすごく嬉しいです。

堀江　曲調的にキャラソンのように聴こえないように、ユニットとして歌うのがとても難しかったです。ポイントは「毎日だって飽きない」の部分。拍がすごく複雑で……何十回も録り直して、本当に大変でした。

吉永　「録れるまでやるぞ」と意気込んで収録に臨んだのですが、僕も瞬さんと同じところでつまずいちゃって……収録後、瞬さんに「めちゃくちゃつまずいちゃった部分があって。ここなんですけど」と言ったら、「そこ！」ってすごい勢いで同意されました（笑）。

保住　この曲は珍しく僕が一番最後の収録で。みんなの歌声を全部聴いた上で、積み上げられた世界観に沿いつつ、等身大の自分を崩さないギリギリの甘さを出しながら歌わせていただきました。瞬や拓斗が苦戦した部分は、僕は滞りなく録れて……完成版で採用されました（笑）。

──その『Precious days』のMVが豪華盤特典のBlu－rayに収録されています。撮影裏話などあればお聞かせください。

保住　九十九里浜までみんな揃ってロケバスで向かったのですが、天気にも恵まれてとにかく眩しかったです（笑）。ソロのイメージシーンもいっぱい入っていますので、観飽きない映像になっていると思います。僕としては、友達と一緒に海へ遊びに行ったような感覚での撮影でした（笑）。

上村　早朝から深夜まで丸一日、これだけ長い時間かけての撮影は初だったかもしれないですね。みんなで海に行くのも初めてだったので、テンションもすごく上がっていました。

堀江　普段プライベートでは夏に海とか行かないので、「こういう世界もあるのか」と新鮮な気持ちでした。撮影というより、本当にただ4人が浜辺で楽しんでるような感じで……はしゃぎすぎたせいか、午前中の撮影が終わった後、みんなで一緒になってうたた寝してしまったくらいです。

吉永　僕もすごく楽しくて、隙あらば海にも入りたいと思ってたんです。「足だけでも入っていいですか？」ってスタッフさんに聞いたんですが「ダメに決まってるでしょ」と止められて（笑）。残念でした。