• 【May’n】中日ドラゴンズ愛が溢れる!? 応援歌『蒼の鼓動』制作裏話
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2022.08.17

【May’n】中日ドラゴンズ愛が溢れる!? 応援歌『蒼の鼓動』制作裏話

May’nさんオフショット (C)株式会社Digital Double

May’nさんが、ニューシングル『あはっててっぺんっ』を2022年8月17日(水)にリリース!

2005年に弱冠15歳でメジャーデビューを果たし、これまで担当してきたアニメ、映画、ゲームなど、数々の主題歌がチャート入りを果たすなど、人気を不動のものにしているMay’nさんに、ニューシングル発売を記念してインタビューを実施。

楽曲に込めた思いや制作の裏話、さらにはMay’nさんが大好きだという【お笑い】や【中日ドラゴンズ】についても、たっぷり語っていただきました。(後編/全2回)

前編:【May’n】が歌う!アニメ主題歌の映像特典には、“お笑い” がたっぷり!『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』
後編:【May’n】中日ドラゴンズ愛が溢れる!? 応援歌『蒼の鼓動』制作裏話

■『蒼の鼓動』の “熱すぎる” レコーディングエピソード

――収録曲『蒼の鼓動』は、地元テレビ愛知の野球中継『10チャンベースボール』のテーマソングとなっています。こちらのオファーを受けたときのお気持ちは?

May’n 私の実家がナゴヤドーム(現バンテリンドーム ナゴヤ)にすごく近くて、昔から中日ドラゴンズは身近に感じていたので、とても嬉しかったです! 名古屋人としてすごく光栄なことだと思いました。

――今回、『紅蓮華』の作曲などで知られる草野華余子さんが、『蒼の鼓動』の作詞・作曲・編曲を担当されました。初タッグ、いかがでしたか?

May’n 以前から華余子さんがいろいろなところで「May’nちゃんが昔から好き」という話をしてくださっていたんですけど、今回お会いした際に、「May’nちゃんに歌ってほしい曲は、今までもいっぱい作ったことがある」と言ってくださったんです。

楽曲を聴いたときも、私が一番自分らしいと思える感じや、自分が歌っていてしっくりくるポイントを、すり合わせしなくても華余子さんが分かってくれていると感じて、「本当にMay’nの曲を今までたくさん聴いてくださっていたんだろうな」と嬉しくなりました。それと同時に、とても信頼できる方だと思いましたね。

なので今回、華余子さんとは初めてのタッグでしたが、すごく歌いやすかったです。

――では、レコーディングも割とスムーズにいったのですか?

May’n もちろん私が歌いやすい曲ではあるのですが、生半可な気持ちじゃ歌えない曲だとも思っていて。というのも、この曲にはすごく歌詞が詰め込まれていますし、アグレッシブに思いをのせて歌わないと、聴いている人にその思いが伝わらない楽曲だと思ったんです。

そんな曲の収録ということもあって、レコーディングでは人生で初めて【ブースで汗が飛び散る】という経験をしました(笑)。レコーディングで汗だくになることはよくあるんですけど、自分が歌うたびに「ライブか!」というくらい汗のしぶきが出るのは初めての経験で(笑)。すごくびっくりしましたね。
「レコーディングでこれだと、ライブではどうなってしまうんだろう!?」と思いつつ、それくらい熱いテイクが録れたので良かったです!

――全身全霊で臨まれたレコーディングだったんですね! では、この曲で草野華余子さんと一番こだわった部分を教えてください。

May’n 華余子さんとこだわったポイントは、「ドラゴンズのファンが聴いたら、100%ドラゴンズの曲だと思ってほしいし、May’nのファンが聴いたら、ちゃんとMay’nの曲だと思ってもらえるような曲にする」というところでした。

この曲って、分かりやすく「ドラゴンズ頑張れ」とか「優勝」とか、そういったワードが入っているわけじゃないんですけど、今のスローガンである「All for Victory」や、過去のスローガンである「Road to Victory」「Hard Play Hard」など、ドラゴンズにまつわるワードが歌詞に散りばめられているんです。きっと長年のドラゴンズファンの方も、めちゃめちゃ好きになってくれる楽曲ができたと思います。

でも、ドラゴンズに詳しくない方が聴いたら、「ライブでめちゃめちゃ上がるMay’nの曲だ!」と思ってもらえる曲になっていますし、「蒼」というワードに、私の特別な思いを感じ取ってくれるファンの方もいると思います。

――といいますと?

May’n 私自身、「蒼」というコンセプトで楽曲を書いたことが2回あったんです。
1回目は、自分のキャリアで一番悩んでいたときに、これからどうすればいいんだろうという気持ちを書いた『BLUE』、2回目は、そんな「BLUE」が辛かったけど、みんなと出会えたから良かったという、少し変化した気持ちを書いた『WE ARE』という曲。
そして今回の『蒼の鼓動』というタイトルを見て、特別なものを感じてくれるファンの方もきっといるんじゃないかと思います。

「Stand hard with BLUE」という歌詞は、過去のドラゴンズのスローガンから頂いたワードではあるのですが、ライブで歌う際は、「BLUE」があったから、今力強く立っていられるよという私の気持ちを込めて歌っています。
ドラゴンズとの出会いで作らせていただいた曲ですが、自分の思いを100%皆さんに届けられる曲になったと感じています。

(C)株式会社Digital Double

寺林 沙樹

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