• 『夏へのトンネル、さよならの出口』鈴鹿央士&飯豊まりえ登壇試写会レポ!
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2022.08.25

『夏へのトンネル、さよならの出口』鈴鹿央士&飯豊まりえ登壇試写会レポ!

(C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

2022年9月9日(金)に全国公開となる劇場アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』の高校生限定試写会が8月24日(水)に都内で行われ、W主演を務める鈴鹿央士と飯豊まりえが登壇した。

優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、デビュー作にして第13回小学館ライトノベル大賞において「ガガガ賞」と「審査員特別賞」をW受賞した八目迷による小説『夏へのトンネル、さよならの出口』(小学館『ガガガ文庫』刊)。
欲しいものが手に入るという “ウラシマトンネル” 。心に秘めた想いを抱え、不思議なトンネルに足を踏み入れた少年少女のひと夏の物語を描く。

劇場アニメの監督を務めるのは、映像表現に定評のあるアニメーション監督・田口智久(『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』〈20〉、『アクダマドライブ』)、キャラクター原案・原作イラストを精緻でドラマティックなイラストレーションで知られるくっか(『D_CIDE TRAUMEREI』キャラクター原案)、制作を『映画大好きポンポさん』(21)などを手がける新進気鋭の制作会社CLAPが担当するなど、次世代アニメーション界を担う注目のスタッフが集結。
また、主人公・塔野カオルを鈴鹿央士、転校生・花城あんずを飯豊まりえがフレッシュに演じ、夏の終わりにふさわしい、エモーショナルで心に響く少年少女の成長物語が誕生した。

試写会では、本作が声優初挑戦で塔野カオル役の鈴鹿は緊張した面持ちを見せながら登壇。完成した作品を見て「本当に画が綺麗ですよね。登場人物の心情に寄り添った音楽や、映画っていろんな要素が詰まってできているものだと思うので、その全てがすごく丁寧につくられた印象でした」と感想を述べ、「初めて花城あんずと会った駅でもう一度2人でやりとりするシーンが、唯一笑っていて楽しく演じられた印象的なシーンだった」と語った。

花城あんず役の飯豊は「高校生限定イベントということで特別な気持ち」と挨拶し、「まず塔野くんが学校を出るところで、eillさんの音楽がかかるシーンで鳥肌がたちましたね。最初に2人が出会うのが学校ではなく外の駅、というところが素敵です。ウラシマトンネルを通して何者でもない高校生が、自分はこういうふうになっていきたい、というのを見つけていくところは高校生にも響くし、大人の人にも考えさせられるところがあるな、と思いました」と本作の感想を述べた。

アフレコ時の思い出を尋ねられると、本作が声優初挑戦となった鈴鹿は「アフレコは2日で、録っている時にストレッチしたのが思い出に残っています。普段と違う状況だったので、合間の世間話とか息抜きの時間も大切でした」と 答え、声優としても実績を重ねている飯豊は「走るシーンが多かったのですが、2人で一緒に声をあてることができたからこそ、空気感とかいい化学反応が起こったのかな、と完成した映画を見て思いました。」と語った。

>>>イベントの様子や場面写真を見る(写真14点)

(C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

アニメージュプラス編集部

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