単3アルカリ電池4本を別途購入するだけですぐに楽しめる手のひらサイズのトイラジ、京商の「FIRST MINI-Z (ファーストミニッツ)」シリーズに、「ラジオコントロール 電動 ツーリングカー First MINI-Z 軽トラ スバルサンバー(6代目)」と、「ラジオコントロール 電動 ツーリングカー First Mini-Z 日産 GT-R(R35)」が登場。軽トラとスポーツカー、系統は異なるがいずれも人気の車種だ。スバルサンバーは、ポルシェと同じRR(リアエンジンリア駆動)方式を持っていたことから、半ば冗談で「農道のポルシェ」とあだ名された。だが車体後部のエンジンが重しとなることと4輪独立サスペンションが相まって、荷台が空の状態でも安定して走れるという特徴を持つ。商用車として農業に限らず各方面で愛用された名車なのだ。
今回ラジコン化されたのはスバル最後のサンバーとなる6代目。7代目からはダイハツのOEMとなりFR(フロントエンジンリア駆動)に変わってしまったため、スバル時代のRRサンバーは中古車市場では発売当時の新車価格より高い値段が付くこともあるという。
一方、日産GT-Rは世界に誇る日本のスーパーカー。2007年にスカイラインGT-Rの後継車として誕生。スーパースポーツとしては重い車体といかついフェイス、価格が倍以上のポルシェやフェラーリに匹敵する走行性能から海外では「ゴジラ」の愛称で親しまれている。
ミニカーやラジコンカーで人気の車種には、ある2つの系統がある。簡単には手に入れられない憧れの車と、実際に自分の家で使っている、いわば「お父さんの車」だ。今回の2車種は、そのそれぞれ系統からセレクトされていると見ることもできる。まあ普通にGT-Rに乗ってるお父さんもいるとは思うが。
ファーストミニッツはその名のとおり、初めてのラジオコントロールカーとしてはもちろん、これまでのトイラジからのステップアップとしても最適な、気軽に楽しめるインドア・トイラジの決定版。
操縦したすべての人がラジオコントロールの醍醐味を満喫できるように「走る楽しさを体感できる新リアルドライブ機構」「高速と練習用低速のモード切り替え」「自宅でタイムアタックできるストップウォッチ付きコントローラー」という3つのポイントに重点を置き、他のトイラジとの差別化が図られているという。
ヘッドライトが点灯するというのもうれしいポイントだ。GT-Rはテールライトも光る!
両車種とも9月発売予定。
最大12台まで同時走行が可能なファーストミニッツ。GT-Rをぶっちぎる農道のポルシェ、みたいな場面があなたの目の前で展開されるかも知れない。
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