• 舞台『キングダム』川島海荷&華優希も気になる!?河了貂の蓑扮装
  • 舞台『キングダム』川島海荷&華優希も気になる!?河了貂の蓑扮装
2022.10.25

舞台『キングダム』川島海荷&華優希も気になる!?河了貂の蓑扮装

(左から)河了貂役にWキャストで臨む川島海荷さん、花優希さん 撮影/大山雅夫

TVアニメシリーズ、実写映画と様々なメディアミックスを展開する『キングダム』が、今年の舞台『千と千尋の神隠し』世界初演が大きな話題を呼んだ帝国劇場で2023年2月5日に初披露される。
時は紀元前、春秋戦国時代。未だ一度も統一されたことのない苛烈な戦乱の中にある中国を舞台に戦災孤児の少年・信とその玉座を追われ、のちの始皇帝となる若き王・エイ政。2人の少年が時代の荒波にもまれながらも、友との約束のために、そして己の夢のために史上初の中華統一を目指す。

信と行動を共にするムードメーカーであり、後の大将軍への飛躍に欠かせない存在となる少女・河了貂(かりょうてん)をWキャストで演じるのは、川島海荷さんと華優希さん。演出の山田和也さんを交えつつ、本作への意気込みを語ってくれた。

──舞台『キングダム』に出演することが決まった時の思いは、どんなものでしたか。

川島 舞台『キングダム』への出演、そして河了貂役に決まったことが公式発表された時、友人たちに「河了貂で出るよ」って伝えたら「ぽいね」って言ってもらえたんですね。なので、自信をもって役と向き合いながら頑張っていきたいと思います。

 『キングダム』の原作コミックも本当に大好きで、『キングダム』が舞台化されるというお話を聞いた時点から「すごいものが始まるんだな」っていう印象を受けました。そして、ずっと読んでいた『キングダム』の世界で生きる河了貂を自分が演じるっていうことがちょっと信じられなかったりもしていたんです。
長い間たくさんの人に愛されている作品なので、しっかりと原作をリスペクトして守りつつ、舞台でしか出せない新たな魅力を演じていきたいなという風に思っています。

──演出の山田和也さんから、お二人に期待することは。

川島 すごく緊張しております(笑)

 (笑)

山田 今回の舞台『キングダム』は初めてご一緒する方がほとんどでして、お二人についても初めてお仕事させていただくことになります。そういう意味では、負けずに演出しますよ(笑)。
鳥頭の蓑ですが、原作やアニメを見ていてた時から「あれ、着てたら大変だろうな」っていうのを想像していて(笑)。生身で、しかも舞台であれを着るとなるといろいろな問題があるんじゃないかと。周りは見えるのか、音が聞こえるのか、中でしゃべっている声をちゃんとマイクで拾えるのか、とか、いろいろ実験しないといけないことがいっぱいあると思うんです。
でも皆さんがステージでご覧になる頃には全てが解決して、原作どおりの河了貂として舞台を走り回っているだろうな、と思います。

──河了貂というキャラの魅力、あと自分との共通点などがあればお聞かせください。

川島 イメージで言うと、ちょっと幼くてボーイッシュで可愛い印象ですね。性格的には結構さっぱりしていて、ツッコミ役なのかなという風に感じています
自分との共通点と言われると……小っちゃい感じなところですかね(笑)。なので「ここが似ているので、河了貂いけると思います!」ってまだ言えない自分もいるんですけれど、これからどんどん役に近づけていって、最終的には自分自身がちゃんと河了貂になれるようにいきたいなと思っています。

 やっぱり幼く可愛らしいだけでなく、黒卑村で強く幼い頃から生き抜くために自分なりの正義感を貫きつつ生活してきた、本当に強い子だなと思いました。
そんなチャーミングな部分と強い部分を、自分の中にしっかりお稽古で作っていきたいなと考えています。共通点は……って言われると難しい……これから頑張って、共通点を見つけていきます(笑)。

──河了貂のトレードマークである鳥頭の蓑という扮装については?

川島 鳥頭の蓑の扮装に関してはインパクトしかないですよね(笑)。実際に着たら大きいと思うので、あの中でどうやって原作コミックの貂の動きをどう表現するか、工夫しながらやっていきたいと思います。
視界や怪我の心配もありますけれど、演技が分かるように、そして動きが綺麗に見えるようにしっかり体力をつけながら頑張っていきたいです。

 面白い役柄のキャラクターだと思うので、作品の中のそういう面白ポイントを担当することが出来るようになれたら良いですよね。そういう立ち位置を担っていきたいです(笑)。

>>>舞台『キングダム』信・エイ政の扮装ビジュアル、ティザービジュアルを見る(写真9点)

アニメージュプラス編集部

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