• 『ミューン』宮崎駿ら日本のアニメーション映画監督から受けた影響
  • 『ミューン』宮崎駿ら日本のアニメーション映画監督から受けた影響
2022.11.16

『ミューン』宮崎駿ら日本のアニメーション映画監督から受けた影響

『ミューン 月の守護者の伝説』 ブルーレイ発売中/デジタル配信中(購入/レンタル) (C) 2014 ONYX FILMS-ORANGE STUDIO-KINOLOGY 発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

世界屈指のアニメーション大国であるフランスから誕生したファンタジー・アニメーションの傑作『ミューン 月の守護者の伝説』。2022年11月16日(水)に本作のブルーレイ・DVDが発売、デジタル配信とDVDのレンタルも開始となったことを記念して、監督たちが宮崎駿監督や細田守監督から受けた影響について語るインタビュー映像と、本編プレビューが解禁となった。

『ミューン 月の守護者の伝説』は、太陽と月が同時に存在する不思議な世界を舞台に、 “月の守護者” に選ばれたミューンが仲間と共に困難に立ち向かう勇気と成長の冒険物語。
アニメーションの最高峰の映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭にてクリスタル賞(グランプリ)にノミネート、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF2015)では優秀賞を受賞するなど、国内外で大きな話題作となった。

監督を務めたのは、フランスを代表するアニメーション映画監督のミッシェル・オスロが手掛けた『アズールとアスマール』でアニメーターとしてデビューした脚本家兼監督のアレクサンドル・へボヤンと、冒険ものやコメディ、アクション作品を得意とする脚本家兼監督のブノワ・フィリポン。
日本のアニメーション、特に宮崎駿監督作品に多大な影響を受けたと語る2人を中心に、ハリウッドでも活躍するアニメーターなど精鋭のスタッフが集結し、3Dと2Dアニメーションを見事に融合させたファンタジー・アニメーションが誕生したのだ。


登場人物の目線で語るような独特な表現に感銘し、日本のアニメーションから多くのインスピレーションを受けていると語るアレクサンドル・ヘボヤン監督。
特に宮崎監督作品に影響を受け、「月と太陽の神殿を見つける場面など、スペクタクル性を持たせたいシーンでは何度も参考にした」とのこと。

また細田監督作品からは「人物たちがいつも溌剌としているところ」など、登場人物の表現方法を参考にし、本作のヒロインのグリムのデザインと表情の作画については、『おおかみこどもの雨と雪』(12)をかなり参考にしたと語っている。

監督/脚本を手掛けたブノワ・フィリポンは、一日に何度も「宮崎」と口にするほど、宮崎監督の作品に影響を受け、さらに、作品について「人物もシチュエーションも信じられないほど豊かで、フランス人では理解できない文化が描かれていても、作品に魅せられ驚嘆している」と言い、同時に「映画には一つか二つは偉大なアイディアがあるが、宮崎の作品には50以上もある」と絶賛。
宮崎作品を意識し、各場面、美術、グラフィックなど、多くの情報を盛り込むことを意識していたと振り返っている。

『ミューン 月の守護者の伝説』は、いよいよ11月16日(水)にブルーレイ・DVDで発売、デジタル配信・DVDのレンタルも開始。
国内外で大きな話題作となった本作を、ブルーレイやDVD、デジタル配信で楽しもう!

【特別映像:監督インタビュー&本編プレビュー(2)】

>>>ジャケットや場面写真を見る(写真6点)

『ミューン 月の守護者の伝説』
ブルーレイ発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)
(C) 2014 ONYX FILMS-ORANGE STUDIO-KINOLOGY
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

アニメージュプラス編集部

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