• 『永遠の昨日』第7話 浩一に迫るリミット!残酷な現実に「辛いを通り越した」の声
  • 『永遠の昨日』第7話 浩一に迫るリミット!残酷な現実に「辛いを通り越した」の声
2022.12.02

『永遠の昨日』第7話 浩一に迫るリミット!残酷な現実に「辛いを通り越した」の声

(C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

TVドラマ『永遠の昨日』最終回目前の第7話が、12月1日(木)に放送され、キュン死&号泣する視聴者が続出! 場面カットとともに、あらすじを振り返りながら、SNSでの反応を紹介する。

『永遠の昨日』は、「泣けるBL小説」の決定版として多くのファンに支持されている、榎田尤利による同名小説が原作のTVドラマ。
陽気でクラスの人気者の浩一(演:小宮璃央)と、秀才で人付き合いが苦手な満(演:井上想良)。高校生の2人は正反対の性格ゆえに強く惹かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメイトたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……!?
浩一が消えてしまうまでの限りある刻を、懸命に輝かせた2人の姿に “泣けて泣けて仕方がない” 青春ラブストーリー。

放送された第7話では、浩一が突然失踪した。昨日となにひとつ変わらない日々を望んでいた満と、時間がないことを悟る浩一。2人の運命は……?

【第7話・あらすじ】
事故発生から四日目の朝。満が部屋から降りてくると、父・敏郎(演:松村雄基)がダイニングテーブルでコーヒーを飲んでいた。敏郎の前には浩一が立っているが、浩一の姿には気づいていない様子だ。熱のある満は、クラスメイト達が少しでも浩一の存在を忘れないようにと浩一を1人で登校させたが、それが裏目に出たようで、浩一は突然消えたのだった――。

学校での浩一の様子を心配した寿美子(演:大友花恋)は、満の家を訪れ、浩一が早退したこと、浩一の姿が見えている生徒は数人しかいないことを伝える。急いで満は浩一に電話をかけるが、電源が入っておらず行方は全くつかめない。

続けて寿美子は、浩一に迫る状況を痛切に訴える。「青海くんがいないと山田くんの像はぼけちゃう。私の目ですら輪郭が曖昧になってる」と話す寿美子は、浩一は満が発するエモーションを受け取って実体を保ってるのではないか、と言うのだ。それを聞いた満は「俺が望んだんだ――。昨日と、なにひとつ変わらない日々を」と小さくつぶやいた。

寿美子は「残念だけど、限界は遠くないはず」と残酷な言葉をつぶやく。死んだ時点の身体を維持するには膨大なエネルギーが必要で、奇跡みたいなものだ。「思念だけなら残るのか?」と願う満だったが、それは死者とずっと寄り添うということであり、満が生きる人々のいる社会と完全に縁を切ることを意味する。きっとそれを浩一は望むはずはないだろう。

そして、やっと連絡のついた浩一は青海病院にいることがわかった。満は急いで向かうと、浩一は「……なんか、ここ、居心地がいいんだ」と新生児の泣き声がする産婦人科の長椅子にいた。生まれたばかりの赤ちゃんから生命力が吹き出しているせいか、身体がラクだと言う。案の定、病院の看護師から浩一は見えていなかったが、「見えないのもたまに便利なんだよ」と浩一が笑うと、満はそっぽを向く。そこで、浩一は満が向いた側に座り直すと、また満はそっぽを向くが、浩一はクスリと笑い、急に満の頬にキスをした。「ば、ばか。こんなところで」と言う満に、「な? 見えないのもたまには便利だろ?」と浩一は言った。

その日の夜、青海病院に出産を控えた浩一の母(演:北原里英)の元に家族が集まっていた。深夜、看護師が呼びに来て、病室に向かうと、浩一の母と小さな赤ちゃんがそこにいた。母親は赤ちゃんを浩一に最初に抱いてもらうように促す。浩一は朗らかな笑みを浮かべながら新生児を抱き、家族とともに喜びを分かち合っていた。傍で見ていた満には、家族に囲まれ幸せそうな光景がまぶしすぎて、気のせいかもしれないけど、浩一が光って見えたのだった――。

気を遣って廊下に戻ってきた満を浩一は呼び止める。満が「今夜はみんなと一緒にいろよ」と話すと、浩一は「みっちゃんと一緒にいたい――たぶんもう時間がない」と伝える。なんとなく自分の身体だから分かると言う。ちょうど通りかかった敏郎と会話する2人だったが、「みっちゃんも大人になったらあんな風かな」と想像する浩一に対し、満は真剣な表情で「ウチ行くぞ」と伝える。そして、「覚悟しろよ。……するからな――」と意味深な言葉を吐き捨てるのだった。

(C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

アニメージュプラス編集部

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