• 『火狩りの王』久野美咲、石毛翔弥が作品の魅力を語る!
  • 『火狩りの王』久野美咲、石毛翔弥が作品の魅力を語る!
2022.12.07

『火狩りの王』久野美咲、石毛翔弥が作品の魅力を語る!

(C)日向理恵子・ほるぷ出版/WOWOW

日向理恵子による長編ファンタジー小説を、監督・西村純二と構成/脚本・押井守がタッグを組んでアニメ化する、WOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』。この度、本作の主人公を演じる久野美咲(灯子役)、石毛翔弥(煌四役)のオフィシャルインタビューが公開となった。

『火狩りの王』は、日向理恵子による長編ファンタジー小説。 ”火” を失った人類最終戦争後の世界で、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく者たちの姿が描かれる。
主人公は11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四。どこにでもいるような子供たちが、絶望的な世界に翻弄されながら強く生きていく姿が印象的で、独創性溢れるファンタジーでありながら、その深いテーマ性に多くの読者が心打たれた作品だ。

WOWOWでは本作をアニメ化し、監督は『SAMURAI DEEPER KYO』や『今日からマ王!』などを手掛ける西村純二、構成/脚本は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などを手掛ける押井守が務める。

今回は、本作の主人公を生きる灯子役・久野美咲、煌四役・石毛翔弥のオフィシャルインタビューを紹介!

――今回の役を演じることが決まった際のお気持ちをお聞かせください。

石毛 西村監督、脚本/構成の押井さん、音響監督の若林さんをはじめとする素晴らしいスタッフの皆様のもとでお芝居ができることが、ただただ嬉しかったです。その一方で、プレッシャーや気負いみたいなものもあったのですが、そういうのも含めて『火狩りの王』という作品に参加できることに、すごく喜びを感じました。

久野 私も本当に本当に嬉しかったです。灯子という役を任せていただけて光栄だなと思いました。プレッシャーもあるのですが、任せていただいた分、しっかりこの作品、そして灯子に向き合おうと心に誓いました。

――原作、そして台本をお読みになった際の率直なご感想をお聞かせください。

石毛 導入部からすごく重厚な物語が展開され、その世界に引き込まれたというのが原作小説の第一印象です。そして、原作で描かれた繊細な描写のすべてを落とし込めない状況でありながらも、押井さんが手掛けられた脚本は、情景描写や登場人物のセリフをとても丁寧に表現しているんです。その素晴らしい脚本を通じて『火狩りの王』という作品に身を投じることが、とても楽しかったです。

久野 灯子を演じることが決まってから、彼女に感情移入しながら読ませていただきました。灯子の心理描写だけでなく、その心情になった時の灯子の体がどういう反応を示しているのかも、とても細やかに書かれているんです。五感に訴えかけるような表現がとても刺激的で、本当に素敵な作品だと感じました。
灯子は、頭の中ではいろいろなことを考えているんですけど、なかなか言葉では自分の気持ちを表現できないタイプなんですね。台本では、セリフの行間に、そうした灯子の感情を表現できる間をちゃんと作っていただいていて、とってもありがたいなって思いながらお芝居しています。

>>>キャスト写真、作品ティザービジュアルを見る(写真4点)

(C)日向理恵子・ほるぷ出版/WOWOW

アニメージュプラス編集部

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