ニューヨークに拠を構える「メトロポリタン美術館」の所蔵作品をモチーフとしたカプセルトイ「メトロポリタン美術館 ガチャコレクション(R)」が2022年12月下旬から全国のカプセル自販機で順次発売される。同美術館の所蔵品がカプセルトイになるのはこれが初めてだという。ミニチュアとして忠実に再現したもの、絵画を立体化したもの、プルバックカーにしたものとバラエティに富んでいる。ニューヨークに所在する「メトロポリタン美術館」(通称:THE MET〔メット〕)は1870年創立。世界のあらゆる地域における文化遺産を展示している。特に日本美術コレクションは2万3000件あまり所蔵されており、海外の美術館としては日本の美術にいち早く価値を見出した美術館となっている。
「メトロポリタン美術館 ガチャコレクション(R)」は、その「メトロポリタン美術館」に所蔵されている世界屈指のコレクションを初めてカプセルトイ(ガチャ)化したアイテム。
ラインナップは全5種。
「麦わら帽子をかぶった自画像」(フィンセント・ファン・ゴッホ)「冨嶽三十六景 尾州不二見原」(葛飾北斎)「睡蓮」(クロード・モネ)「人頭有翼獅子像と人頭有翼牡牛像」 「カバの像」著名な作品をミニチュアキャンバスや立体フィギュア、プルバックカーなど様々な切り口で再現した、ガチャならではの仕上がりとなっている。
タカラトミーアーツではガチャブランドのカテゴリーとして、ハイターゲットなジョーク系の「パンダの穴」を展開している。現在のカプセル戦国時代の中核の1つである「ちょっと笑えるミニフィギュア」をメインにしたシリーズで、ブーム牽引の一端を担っている。
「パンダの穴」の中には「考えない人」「自由すぎる女神」といった美術品、文化遺産をモチーフにしたものも存在する。今回の「メトロポリタン美術館 ガチャコレクション(R)」では、「冨嶽三十六景 尾州不二見原」が絵画の立体化、「カバの像」がプルバックカーと、カプセルトイ化に際してひとひねりされており、「パンダの穴」で培われた発想力が生きている、のかもしれない。
なお「メトロポリタン美術館 ガチャコレクション(R)」は、12月下旬からの一般発売に先駆け、12月中旬から成田国際空港 第2旅客ターミナルに設置のガチャコーナーにて先行販売されるとのことだ。
>>>「メトロポリタン美術館 ガチャコレクション(R)」のラインナップを見る(画像12点)(C)The Metropolitan Museum of Art, New York