• 『銀河英雄伝説』ユリアン役:佐々木望が収録現場の思い出を語る
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2023.01.16

『銀河英雄伝説』ユリアン役:佐々木望が収録現場の思い出を語る

(C)田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー (C)加藤直之

2023年1月13日(金)より公開中の『銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア) 4Kリマスター』の公開を記念し、新宿ピカデリーにて「公開記念初日イベント」が行われた。

2022年に刊行40周年を迎えた『銀河英雄伝説』は、累計発行部数1500万部を超える田中芳樹による傑作小説。銀河帝国軍のラインハルト・フォン・ローエングラムと、自由惑星同盟軍のヤン・ウェンリーという2人の英雄の対決を軸に、銀河の興亡を描く。

この小説を原作とする1988年から始まったアニメシリーズの長篇スペース・オペラ『銀河英雄伝説』は、全162話、長編3作品に及ぶ壮大な作品群で、OVAの先駆けとなった。
本シリーズの総監督を『宇宙戦艦ヤマト』『超時空要塞マクロス』などを監督した石黒昇が務めたことから、2018年に始動した「ノイエ(DNT)版」こと『銀河英雄伝説 Die Neue These』シリーズと区別し「石黒版」と呼ばれ、今も新たなファンを取り込み、支持され続けている。

2022年12月30日(金)より公開中の『銀河英雄伝説 わが征くは星の大海 4Kリマスター』に続いて、1月13日(金)より公開となった『銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア) 4Kリマスター』。

1月13日(金)に実施の「公開記念初日イベント」では、心待ちにしていたファンが劇場に駆け付け満員の客席から盛大な拍手が起こる中で、ユリアン役の佐々木望が登場。「トークと作品の上映、今日はどちらも楽しんでお帰りいただけたらと思います」と満員の客席を見て感慨深い様子で深々と挨拶した。

まずは本作が4Kリマスター版としてスクリーンに蘇ったことに関して聞かれた佐々木は「どんな風に生まれ変わっているのかなと楽しみですし、なにより一番嬉しいのは、30年という長い年月の間、一つの作品がこうやって皆さんに愛されていて、そしてそこに自分も関わらせていただけていることがすごく幸せだなと思います」と語る。

続いて収録当時を振り返りながら「当時は収録してからOVAとして皆さんに届くまで時差があったり、インターネットもない時代なので、あまり反響を実感できなかったんです。むしろここ15年くらいの方が『ずっと大好きです』という声を多く頂くようになりました」と、本シリーズが長く愛され続けていることを改めて実感している様子。
銀英伝の魅力を聞かれると「一言では言い表せないです。スケールの大きさやストーリーのおもしろさ、艦隊は格好良いしキャラクターたちは麗しいし…、なにより田中(芳樹)先生の原作自体も読み始めたら止まらないくらい面白いので。言い切れないくらいたくさんの魅力が銀英伝には詰まっていると思いますし、だからこそ皆さんが何十年も好きでいてくださるのかなと思います。あと、演者としては、 “人を描いている” という点が一番好きです。一人一人の感情の機微や成長が描かれているので、そこが一番魅力に感じます」と “銀英伝” の魅力を語った。

(C)田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー (C)加藤直之

アニメージュプラス編集部

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