• 『魔術士オーフェン はぐれ旅』榎木淳弥が途惑った飄々としたキャラと演技
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2023.02.01

『魔術士オーフェン はぐれ旅』榎木淳弥が途惑った飄々としたキャラと演技

ライアン役を演じる榎木淳弥さん

累計1400万部(電子書籍含む)を誇る秋田禎信の大人気ライトノベル『魔術士オーフェン はぐれ旅』(TOブックス刊)を原作に、シリーズ生誕25周年を迎えた2020年より放送がスタートしたTVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』。その第三期『アーバンラマ編』は2023年1月より放送開始!
今回は『アーバンラマ編』から新たに登場するライアン役/榎木淳弥さんに、今作やライアンの魅力について語っていただいた。

──ライアン役が決まったときの感想からお聞かせください。

榎木 今まであまり演じたことのないタイプのキャラクターだったので、監督からいただく指示も含めて「どういう風にしたら面白いキャラクターに出来るかな」と考えた時に、楽しみながら演じていけそうだなと思いました。

──『魔術士オーフェン』という作品についてはご存じでしたか。

榎木 小学生ぐらいの時に昔のアニメシリーズを観たことがありました。ダークファンタジー的な雰囲気があって、子供だった当時はちょっと「怖そうだな」と思いながら観ていた記憶があります。

──多くのファンに愛されている『魔術士オーフェン』シリーズですが、その魅力はどんなところにあると思われますか。

榎木 ファンタジー要素や設定がすごく緻密に練り込まれた上でストーリーが作られた作品ですよね。主人公のオーフェン自身も清廉潔白でなく汚い部分もあるキャラクターですので、いわゆる王道のヒーロー像とは違うカッコ良さみたいなところが多くのファンを惹きつける魅力になっているんじゃないかなと思っています。

──では、新作TVシリーズ『魔術士オーフェンはぐれ旅』についてはどんな印象がありますか?

榎木 昔のアニメシリーズと比べて全体的に絵柄が変わった印象がありますね。もっと柔らかい感じというか、キャラクターの表情も明るくなっている印象です。でも根本的なストーリーは変わらず、本来のハードな世界観は維持されているんじゃないかと思っています。

──今回演じられるライアンは、どんなキャラクターでしょうか。

榎木 ロッテーシャが師範をしている剣術教練所に所属するキャラクターとして登場するんですが、台本を読んだ感じだと全然強い印象がなくて。一方的にやられてしまったり、ボルカンたちとも仲良くしたりしているので、お笑い担当かなと思っていたんです(笑)。でも設定を見ていくと、なかなか一筋縄ではいかない雰囲気や過去を持っているようで、パッと見の印象では語れない奥深さがある気がしています。

──ライアンを演じるにあたってのポイントがどんなところだと考えていましたか?

榎木 今話したように、何を考えているのか分からないキャラクターで、台本を読んでもその辺りは全然分からないので、セリフの意図に理論付けが出来ないんですよ。なので、あえて一瞬一瞬を刹那的に演じさせてもらいましたが、そこで自分なりにどうキャラクターを解釈して演じていくかというのは悩みましたし、苦労しました。

(C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023

アニメージュプラス編集部

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