• 『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』主演、窪田正孝! 公演情報解禁!
  • 『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』主演、窪田正孝! 公演情報解禁!
2023.02.02

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』主演、窪田正孝! 公演情報解禁!

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』

『エヴァンゲリオン』の新たなエンタテインメントがステージ上で繰り広げられる! 先日、上演が決定し大きな話題を呼んだ『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』。本公演のキャストや公演情報が到着した。

1995年10月からテレビ東京系にて放送され社会現象になった伝説のメガヒット作、TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。庵野秀明が原作・脚本・総監督をつとめ、錚々たるスタッフ・キャストが集結し、常に新しいファンを獲得、25年にわたり人気を拡大し続けてきた。
2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動、完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』までが公開された。

本公演は、新宿の新たなランドマークとなる「東急歌舞伎町タワー」6階に完成する新劇場『THEATER MILANO-Za』のこけら落とし公演として上演される。

本作で描かれるのは、壊滅的な状況になった地球と生き残った人々。人類再生の切り札を発見し、希望に向けて突き進む『エヴァンゲリオン』と搭乗する14歳の少年少女たち。しかし、計画に繋がりを持つ青年・渡守ソウシ(窪田正孝)は、新たな悲劇の扉が開くのを目撃。真相を探るため、ソウシは特務機関の女性・瑞穂ユウ(石橋静河)に接触する……という、舞台ならではの演出によるオリジナルの物語が展開される。

本作の構成・演出・振付を手掛けるのは、演劇やコンテンポラリーダンスの公演はもちろんのこと、バレエ、オペラ、歌劇などの演出・振付でも幅広く活躍し、新作を発表するごとに常に世界中の注目を集める世界的天才振付家であるシディ・ラルビ・シェルカウイ。その活動は高い評価を得ており、2014年には母国ベルギーで国王から爵位の名誉称号を授与されるなど、現代舞台芸術を牽引する存在だ。
氏は日本文化への造詣も深く、これまでのBunkamuraとのコラボレーションでは、2012年に『テ ヅカ TeZukA』の構成・振付、2015年と2018年には『プルートゥ PLUTO』において演出と振付を務め大きな話題となった。

さらに上演台本は、卓越した発想力とユーモアに富み、丁寧な作劇で独特の奇想天外な世界観を愛情一杯に描く、劇団はえぎわの主宰であり、俳優・脚本家・演出家としても活躍するノゾエ征爾(せいじ)が手掛ける。

主演をつとめるのは、ドラマ・映画と映像を中心に活躍する窪田正孝。2019年に上演された『唐版 風の又三郎』以来4年ぶりの舞台出演となる。これまでBunkamuraで参加した2作品はどちらも唐十郎の作品。その独特で詩的な台詞の数々を見事に客席に届けた窪田が、シェルカウイとノゾエ両氏の創り出す新たな『エヴァンゲリオン』をどのように表現するのか、期待が高まる。

共演には、注目の若手実力派俳優として多彩に活躍する石橋静河、数々の作品で強烈な個性を放ち話題を集める村上虹郎、人間味あふれる演技と確かな存在感が光るベテラン田中哲司ら、豪華なキャストが集結!

今回の情報解禁にあたり、ノゾエ氏、キャスト陣よりコメントが到着している。

【上演台本:ノゾエ征爾 コメント】
耳を疑った。エヴァを演劇で。なぜわざわざそんなことを。意味がわからなかった。大学生になって間もない頃だったと思う。友人が今ハマっているというテレビアニメを見せてくれた。鋭利なロボットがビル群を跳躍し、咆哮し、そのパイロットの少年は泣き叫んでいた。
なんだこれは。理解しきれないものを浴びせられて脳がブルブル震えていた。
25年ほど経ってその渦中に身を置くとは露知らず。今はリアルに身体が震えている。怖い。ひたすら怖いのです。
しかし、いつしかその震えが、武者震いのようにも感じられ始めている。ラルビ氏の構想や演出プランが深まるにつれ、不確かな不安をナンセン
スに感じた。このラルビエヴァ、乗るしかない。三歩進んでは三歩下がるような執筆がもう2年近く続いている。
きっとこれは終わらない。上演されても終わらないものがここにある。
震えがおさまることは、とうに諦めている。皆さんには、きっといい震えを。

【窪田正孝:渡守ソウシ役 コメント】
舞台版は物語も登場人物も変えて新たなシナリオで描くことになりました。神、人類、戦争、侵略、破壊、そして再生。
エヴァが描くメッセージを、蠢く今この時代に演劇を通して観客に直接届けられたらと思っています。
本来、手を出してはいけないエヴァンゲリオンという山のように高い壁に挑む事を真摯に受け止めてビヨンドを完成させたいです。

【石橋静河:瑞穂ユウ役 コメント】
お芝居を始める前から憧れていて、いつか一緒に仕事をしたいと思っていたシェルカウイさん。自分が想像していたより早く夢が叶って、ワクワクが止まりません。「エヴァンゲリオン」の世界を新たな形にするということはあまりにもプレッシャーが大きすぎると感じていますが、シェルカウイさんや窪田さんら素晴らしい才能の方々と一緒に、この偉大な作品の核にあるものを捉え、表現することは、激動の時代である今、大きな意味をもつと強く感じています。お楽しみに!

【村上虹郎:蓮見タン役】
これはまたもの凄い大渦に巻き込んで頂きました。大変な事になりました。とにかくこれは未知なるエヴァンゲリオンです、しっかりと喰らいついていきたいと思います。乞うご期待。

【田中哲司:菅生マサツグ役】
エヴァンゲリオンを初めて観た時は衝撃的でした。マジンガーZで育った僕のヒーロー像とはかけ離れた、善と悪が混在した存在だったからです。そして今回、歌舞伎町に新しく出来る劇場のこけら落としで、舞台版エヴァンゲリオンを上演する。それに参加出来るのをとても嬉しく思います。もう描き切った感のあるエヴァンゲリオンを、新たにどういう形で舞台に上げるのか。エヴァンゲリオン世代でない僕でさえワクワクします。どうぞご期待 ください!

チケットは、4月2日(日)より発売開始となる。
『エヴァンゲリオン』の新たなエンタテインメント誕生の瞬間を、目撃しよう!

アニメージュプラス編集部

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