• 映画から飛び出した!? バットマン/ブルース・ウェインが超精巧立体化!
  • 映画から飛び出した!? バットマン/ブルース・ウェインが超精巧立体化!
2023.02.11

映画から飛び出した!? バットマン/ブルース・ウェインが超精巧立体化!

BATMAN and all related characters and elements(C)&(TM)DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. WB SHIELD: TM & (C)WBEI. (s23)

アメリカを代表するスーパーヒーローの1人、バットマン。
アメリカの架空の都市・ゴッサムシティの大富豪である青年、ブルース・ウェインが、少年時代に両親を強盗に殺害された経験から、トラウマを抱えながらも、はびこる悪に立ち向かっていくべく、異形の黒いボディスーツをまとったバットマンとして現れるヒーローストーリーである。

1939年に「ディテクティブ・コミックス」(DC)で初登場してからすぐにバットマンは人気となり、TV文化が本格化した60年代後半にTVアニメ化、TVドラマ化され、人気がさらに高まった。
日本でも、アメリカより1~2年遅れで米版のアニメ、ドラマともに放映され大人気に。主役のバットマン/ブルース・ウェインの声は、ともに広川太一郎が務めていた。

バットマン人気がさらに過熱したのは、1989年に公開された実写映画『バットマン』がメガヒットとなったこと。
『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』などの監督を務めたティム・バートンがメガホンを取り、『ビートルジュース』でタッグを組んだマイケル・キートンを主役のブルース・ウェイン/バットマン役に抜擢(ちなみにティムは、宮崎駿監督作品の『紅の豚』英語版で、主人公ポルコ・ロッソの声優も務めている)。
また、敵役・ジョーカーには、『カッコーの巣の上で』『シャイニング』などの作品で押しも押されぬスターになったジャック・ニコルソンを起用。
名優らの熱演はもとより、現実とフィクションの世界をうまく織り交ぜた作りこまれた画面作りが高い評価を得た。

今回、フィギュア化されたのは、この1989年版映画のマイケル・キートンが演じたブルース・ウェイン/バットマンだ。

しかも製作したのは、精緻な造形と迫力ある画面構成に定評のあるブリッツウェイとプライム1スタジオの強力タッグときているので、そのクオリティはいわずもがな。

今回発売されるのは、1/3スケールの2パターン。
通常版は、バットマン1タイプだが、アルティメットボーナス版では、バットマン/ブルース・ウェインの2つの顔が登場だ。

共通しているのが、ブルース・ウェインの内なる闇が具現化した存在として描かれたバットマン。
まず注目したいところが、マスクからのぞく口元だ。
唇を閉じながらも少しだけ口の中を開いた特徴的な形状を、製作陣が何度も検証を重ねながら仕上げたという入魂の出来。
徹底的に研究された、強く硬いイメージを持つボディにも要注意。
映画のバットスーツは分厚いゴム製で、マスクが肩や胸元まで一体化されているため可動域がとても少なくなっていた。
しかしその不自由さから生まれる硬さこそ唯一無二の魅力。
それを伝えるために頭からつま先を一本の線で結んだかのような直立不動なポージングを採用している。
またディスプレイをより豊かにする、多彩なギミックや差し替えパーツも用意されている。
バットスーツを覆うマントは質感豊かなファブリック(布)製。自由に表情付けすることが可能だ。
グラップルガンを握った右手をはじめ、各種ハンドパーツも付属。
さらにバットケイブをイメージした特製ベースにはLEDが搭載されており、光の演出も楽しむことができる。
アルティメットボーナス版でのブルース・ウェインもスクリーンの印象と寸分違わない出来栄え。
最大の特徴ともいえる、知性と狂気が融け合うような独特の眼差しは製作陣も注力したところで、幾度となくカラーリングのテストを繰り返し実物さながらの深く優しい色合いを獲得することに成功した。

ゴッサム屈指の資産家としての顔を表現するために、ポージングやファッションも綿密に追及。
軽く片足に重心を乗せたポーズは余裕の表れ。肩の力が抜けた、富裕層ならではのマインドを描写した。
ファッションについては80年代の流行をリサーチ。
広めの肩幅、裾の広いパンツといった当時のアイコンを尊重しつつ、現代の審美眼にも耐えうるものへと昇華。内なる闇を隠しつつ、軽やかに振る舞う御曹司。
その姿はブルース・ウェイン以外の何物でもない。
そしてバットマン同様、ブルースにもディスプレイを楽しむためのギミックが用意されている。
石造りのウェイン邸をイメージした特製ベースの側面にあるバットシンボルは取り外し可能。
バットラングとして持たせることが可能だ。

待望の立体化を果たした、1989年のダークナイト。ブルースとバットマン、2つの顔を最高峰の造形で実現したこのスタチュー、バットマンファンならずとも、垂涎のコレクターアイテムだ!!

>>>バットマン/ブルース・ウェインをいろんな角度で見る(写真24点)

BATMAN and all related characters and elements(C)&(TM)DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc. WB SHIELD: TM & (C)WBEI. (s23)

アニメージュプラス編集部

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