• 本田響矢、鈴木康介が『ジャックフロスト』撮影時のハプニングを明かす【インタビュー/後編】
  • 本田響矢、鈴木康介が『ジャックフロスト』撮影時のハプニングを明かす【インタビュー/後編】
2023.03.03

本田響矢、鈴木康介が『ジャックフロスト』撮影時のハプニングを明かす【インタビュー/後編】

(左から)鈴木康介さん、本田響矢さん 撮影/真下裕

2月16日よりMBSのドラマシャワー枠にて、初の完全オリジナル作品であるBLドラマ『ジャックフロスト』が放送開始した。

本作に登場するのは、イラストレーターの奥沢律(演:本田響矢)と営業マンの池上郁哉(演:鈴木康介)。

二人は古びた喫茶店で知り合い、やがて恋に落ち、幸せな同棲生活を送っていた。しかし自由気ままに生きる律とそれに振り回される郁哉の関係に、次第にすれ違いが生じる。ある冬の日の喧嘩の後、家を出た律はアクシデントに巻き込まれ意識を失う。目覚めると律は郁哉の記憶だけを失っていた。

二人の関係性をゼロからやり直したいという思いから郁哉は律に付き合っていた事実を伏せて共同生活を再開。ところが律は記憶を取り戻す為、自分の馴染みの場所に連れて行って欲しいと言い出す。気が乗らない郁哉だったが、二人で交際の軌跡を辿る “旅” を始めることになる。甘い記憶とほろ苦い記憶、二人の時間が脳裏を過る郁哉。一方律は記憶を失ったまま、次第に郁哉に惹かれて行く自分に気付く……というストーリー。

そんなドラマ『ジャックフロスト』でW主演を務める、本田響矢さんと鈴木康介さんにインタビューを実施! 演じた役と自分の共通点や撮影時のエピソード、さらにはお二人が恋人を連れていきたいスポットまで、たっぷりと語っていただきました。(後編/全2回)

前編:本田響矢、鈴木康介が語る『ジャックフロスト』共演で知ったお互いの「新たな一面」【インタビュー/前編】

【鈴木さんも郁哉と同じく「お世話をしたいタイプ」】

――演じられた役と自分の共通点はありますか?

本田 目の前にあることを大事にするところです。律は郁哉のことがとても大切なのですが、それと同じくらいイラストレーターという仕事も大切に思っています。自分が今やりたいこと、やるべきことの優先順位をしっかり決めて、芯を持って取り組んでいる姿は、とても共感できましたし、「自分もそうでありたいな」と尊敬する瞬間もありました。

鈴木 僕は、郁哉のお世話好きなところは似ていると思いました。僕自身、長男で弟がいるので、「面倒を見たい」という気持ちはよく分かるんです。

その一方で、「郁哉とここは真逆だな」と感じる部分もあって。郁哉が「寂しい」という気持ちを思いっきり出してしまう場面があるんです。台本を読みながら「それは言っちゃいけないよ、郁哉……!」と思ってしまいました……。

――感情を爆発させてしまうところは似ていない部分なんですね。

鈴木 はい。ですが、このドラマで僕のことを知ってくださった方は「けっこう言いすぎてしまうタイプなのかな?」と思われるかもしれないなと(笑)。

――たしかに、そういうイメージを持たれる方もいるかもしれませんね(笑)。

寺林 沙樹

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事