• ゼンカイ脳炸裂! 『ゼンカイジャー』ゼンカイナイト公式レポート
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2023.05.24

ゼンカイ脳炸裂! 『ゼンカイジャー』ゼンカイナイト公式レポート

(左から)松本寛也、森日菜美、増子敦貴、駒木根葵汰、世古口凌、白倉伸一郎 (C)2023 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

2023年5月23日(火)新宿バルト9にて『機界戦隊ゼンカイジャー』および『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』のイベント「ゼンカイナイト」が開催された。ここではそのオフィシャルレポートをお届けしよう。

『機界戦隊ゼンカイジャー』は2021年放送の特撮TV番組。スーパー戦隊シリーズの第45作目。
全ての並行世界を封印しようとするキカイトピア王朝トジテンドに対して、ゼンカイザーに変身する五色田介人と、4人のキカイノイドがゼンカイジャーとなって戦う。周年作品らしく過去のスーパー戦隊の要素が随所に取り入れられた。またギャグの要素も強い作風となっている。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は、主人公・桃井タロウの口癖「これでお前とも縁ができた」が『SNS流行語大賞2022』にノミネートされるなど話題となった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022年、スーパー戦隊第46作)と『機界戦隊ゼンカイジャー』が「VSシリーズ」でついに夢の共演をはたした作品。混ぜるな危険とささやかれた2つのスーパー戦隊の共闘は一体どんな化学反応が起きるのか? 未体験ゾーンに突入したVSシリーズが誕生した。

「ゼンカイナイト」は2023年5月23日(火)18:30~19:00、新宿バルト9で『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』の上映後に開催された。
登壇者は駒木根葵汰(ゼンカイザー/五色田介人)、増子敦貴(ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカ―)、世古口凌(ステイシーザー/ステイシー)、森日菜美(フリント・ゴールドツイカー)、白倉伸一郎プロデューサー(『機界戦隊ゼンカイジャー』『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』プロデューサー)。MCは『魔法戦隊マジレンジャー』小津翼/マジイエロー、『特命戦隊ゴーバスターズ』陣マサト/ビートバスターを演じた松本寛也が務めた。

まずは一人ずつご挨拶。
駒木根は「こんばんは! こんにちは! おはようございます! 短い時間ですが、楽しんでください」と早速、会場だけでなく登壇者も笑わせ、続く増子もゾックスお馴染みの「ヨッホホーイ!」に対し会場からのレスポンスもあり盛り上がる中、「ゼンカイナイトもツーカイにいかナイト!!!」と言うと駒木根や森が一瞬止まるシーンもあり会場は大爆笑。
世古口は「ステイシーは持ってないから羨ましいんです……。ヨッホホーイ」とご挨拶。森は「ヤッホー!」とコールアンドレスポンスと会場中からの「かわいい」の歓声を繰り返し「ゼンカイナイトも盛り上がっていかナイト!」と増子との界賊兄妹の絆を見せつけた。

最初の質問はせっかく白倉プロデューサーもいるので聞きたいことはいう質問から。
駒木根が「好きな駄菓子は何ですか?」とボケつつ質問すると「柏餅です! 駄菓子じゃないかもしれないけど」と作品にもかけた回答。客席にもカシワモチと書かれたうちわを持ったファンが多く人気の様子が見られた。
本作で柏餅王になった増子からは「カシワモチが自分の子どもみたいな気分です」と喜びとともに迷言も!?
賑やかにトークを繰り広げるゼンカイジャーに白倉からも思わず「ゼンカイジャーのノリは元々このノリだった?」と質問が飛ぶと「最初から割とこんな感じです。わーってなって無言の時間になることも。1週間だったら2日喋って、5日は無言みたいな。ひなみん(森)のゲームにみんな付き合ったり。都合がいい関係です!(笑)」と駒木根が仲の良さをアピールすると白倉が「理想の家族みたいだね」とコメント。

さらに白倉は「ゼンカイジャーの撮影中は慣れてたけど、ドンブラゼンカイに切り替わってからはヤバイなって。ドンブラ脳ってあるように洗脳が解けたから、まっとうになったんだね」と笑わせるとMCの松本からも「楽屋入った時、服脱がされそうな感じ。喰われるって思っちゃう(笑)」と明かされた。

さらに駒木根は「僕たちで不安だったんですか?」と白倉に質問すると「不安要素しかない」と即答が入り、「(脚本の)香村さんと怪人のコンセプトの話をしてても、カシワモチなのに葉っぱの部分グリーンは使わないでほしい。とか何を言っているんだって9話くらいから頭おかしくなってた」と振り返り、『ドンブラVSゼンカイ』がカシワモチになった経緯として「純度100%のゼンカイジャーはなんだって話になったときに、みんなカシワモチって言ったから」と明かした。
駒木根からみんなでだんだん声を大きくして「カシワモチ」と言おうと謎の提案があり実行される場面もあり、会場は笑い声が溢れた。言い終わると増子から「懐かしい気持ちになった」と笑わせるとコメントに松本から「初めていったでしょ」と突っ込み。さらに森から増子へTwitterで「カシワモチってつければいいねがつくと思っているでしょ!?」と突っ込み兼告発が。それに対し増子は悪びた様子もなく「「カシワモチ」ってつけると自然といいねもくっついてくるからあやからせてもらってます! 今日もつけます!」とアピールし再び会場を笑わせた。

10周年、20周年記念作品があったら何やりたい? と質問されると、世古口が「先の物語やりたい。介人が経営者になっていて一から経営を勉強していくリアルゼンカイジャー。ゾックスは悪い海賊で『ベリー』(某海賊漫画・アニメの通貨単位)とかあって、フリントは女海賊で主婦! 白倉さんはストーリーテラーで『さぁ、ゼンカイジャーの物語を書き始めようか』って」と夢を膨らまれると駒木根も乗っかり「経営全開! 売り上げ全開!」と言うと周りは「こんな介人嫌だ」と口々に。
増子は「僕たちいつも言っているんですが」と森も巻き沿えにし「闇墜ち介人とか見てみたい! 物語として面白そう。ステイシーとか僕たちでひきあげていくの」と楽しそうに語った。
白倉からは「香村さんとは介人一味のトピアめぐりをやりたいねってずっと言ってて、各トピアまわるのやりたいねって。見てみたいけど、作りたくないな~って(笑)」って言うとキャストから「お金かかるから!?」と即座に突っ込み。
それに対し森から「皆さんのおかげで大ヒットらしいのでもっともっとみてくれたら……」と白倉に笑顔を向けると「あんまり当たりすぎると来年もやってる」と白倉がコメントし駒木根も「来年も来てください!」とアピール。

今だから言いたいことはないかとMCから話を振られると駒木根がすかさず白倉に「(『ドンブラVSゼンカイ』の)ポスターに名前がひとつしか入ってないんですが、どうしてですか?(※同作には五色田介人が2人登場し、駒木根はその両方を演じている)」とテンションを低くし質問すると白倉から「『シン・仮面ライダー』の時に庵野秀明監督の名前がたくさん入ってて同じ人の名前は1回でいいやって。葵汰って画数多いしね」と言い会場を沸かせた。
世古口から「スーパーステイシーザーになりたかった」と強化モードになりたかった要望が明かされるも白倉からはロボでいろいろやったからとたしなめられ「一応すべてに理由があるんだよ。こういうのは裏で言って」と会場を笑わせた。
森も「Gロッソと『ツーカイザー×ゴーカイジャー~ジューンブライドはたぬき味~』で2回変身やってたのに、Vシネの中では変身できなかった」と言うと、流れで全員で名乗りをやることに。

駒木根「秘密のパワー! ゼンカイザー」
増子「チェンジ痛快! 界賊のパワー! ツーカイザー!」
世古口「暗黒チェンジ! 暗黒のパワー! ステイシーザー!」
森「発明のパワー! ツーカイフリント!」
さらにMCの松本寛也まで「東映の犬! 松本寛也」と名乗り会場からは大きな拍手。

駒木根から最後のご挨拶。
「本日はご来場ありがとうございました。こうやってゼンカイジャーとして舞台に立って、白倉さんも来ていただいての時間は滅多にないと思うので、楽しんでもらえたかなと思います。一度見た人も、二度見た人も何度でも見て、また僕らに会える日をお互い楽しみにしましょう! きっとこの思いがどこかで繋がると思います!」と感謝とこれからへの期待を語った。
そして駒木根の「俺たちはいつまでも全力全開だ!!!」のセリフとともに会場は一丸となってトークショーは幕を下ろした。

>>>「ゼンカイナイト」やスペシャル版パッケージ特典の画像を見る(画像3点)

(C)2023 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

アニメージュプラス編集部

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