• 『ドンブラザーズ』大阪ドンブラナイト公式レポート!『VS』応援上映も
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2023.05.26

『ドンブラザーズ』大阪ドンブラナイト公式レポート!『VS』応援上映も

(左から)松本寛也、石川雷蔵、鈴木浩文、志田こはく、別府由来、柊太朗、樋口幸平 (C)2023 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

2023年5月25日(木)T・ジョイ梅田にて『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』および『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』のイベント「大阪ドンブラナイト」が開催された。ここではそのオフィシャルレポートをお届けしよう。
また、2023年5月29日に新宿バルト9、T・ジョイ梅田で応援上映が開催される。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は2022年放送の特撮TV番組。スーパー戦隊シリーズの第46作目。桃太郎がモチーフとなっている。
高校生漫画家・鬼頭はるか/オニシスターを狂言回しとし、桃井タロウ/ドンモモタロウを中心としたドンブラザーズと、人の欲望が暴走して変化したヒトツ鬼や、世界を管理しようとする脳人との戦いを描く。
「スーパー戦隊の型破り」も裏テーマで、ピンクが男性で身長220センチ、黒が身長100センチ、中盤まで(黒は終盤まで)メンバー同士が素性を知らないなど異例の展開になっており、一部ギャグ寄りながら謎多き物語も注目を集めた。主人公・桃井タロウの口癖「これでお前とも縁ができた」が『SNS流行語大賞2022』にノミネートされたことも話題となった。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と、1人の人間と4人のキカイノイドが悪と戦う『機界戦隊ゼンカイジャー』(2021年放送、スーパー戦隊第45作)が「VSシリーズ」でついに夢の共演! 混ぜるな危険とささやかれた2つのスーパー戦隊の共闘は一体どんな化学反応が起きるのか? 未体験ゾーンに突入したVSシリーズが誕生!

「大阪ドンブラナイト」は2023年5月25日(木)、T・ジョイ梅田シアター6で1回目18:30~19:00(『ドンブラVSゼンカイ』上映後)、2回目19:30~20:00(『ドンブラVSゼンカイ』上映前)に開催された。
登壇者は樋口幸平(ドンモモタロウ/桃井タロウ)、別府由来(サルブラザー/猿原真一)、志田こはく(オニシスター/鬼頭はるか)、柊太朗(イヌブラザー/犬塚翼)、鈴木浩文(キジブラザー/雉野つよし)、石川雷蔵(ドンドラゴクウ・ドントラボルト/桃谷ジロウ)。MCは『魔法戦隊マジレンジャー』小津翼/マジイエロー、『特命戦隊ゴーバスターズ』陣マサト/ビートバスターを演じた松本寛也が務めた。

チケットも即完売だった大阪での舞台挨拶。ここでは上映後舞台挨拶の1回目と上映前舞台挨拶となった2回目の様子を抜粋したレポートをお届けしよう。

それぞれコールアンドレスポンスなどもありの挨拶から始まり、既に見た人も多くなったとのことで最大何回見ているのかお客さんに聞いてみると5回、8回、10回、20回と見ている人も多くなり25回以上見た人もいるなど大盛況の本作。
まずはそれぞれ周りからの反応を質問されると、樋口は「大阪だから前のりをして今日実家に帰って感想を聞いたんです。そうしたら聞いてみたら「やっぱりドンブラザーズの映画ってああいうことにしか出来ないの?」って言われました。夏も含めて戦隊ものの映画なんじゃないのって真剣な顔でお母さんに言われました。あれがドンブラザーズだからさって偉そうな顔して言いました(笑)」と家族の反響を明かした。
志田は 「夏映画が結構ぶっ飛んでいたので、SNSとかコメント見てたらはるかがわりと落ち着いていたって感想をいただきました」とファンからの感想を明かした。
石川は「エゴサをして見てると2極端ありました。ジロウかわいそうと嫌いのばっかりでした」と言うと鈴木から「本編中、ずっとこの感想だったよ」と突っ込み、お客さんに「雉野好きな人? 会場が揺れるくらい呼んでくれないと」とレスポンス。
柊太朗は「本編がソノニと翼の延長戦上のスタートで終わったので、その途中経過みたいな感じで1年後が見れてるのは嬉しかったです。少ないシーンだったけど気合い入れて挑みました! 翼はあれ(逃げること)が幸せなんです」とコメント。

TVシリーズに負けじとVシネクストでも予測不能な展開だった本作の特に驚いたことは? という質問に別府が「衣装合わせがちゃんとあってキャラとしても成長出来てよかたな!」と笑わせると樋口が「(衣装合わせの)日にちが違ったから、他のみんなから別府の衣装かっこいいて連絡来てて、別府の衣装似合ってた! 猿原の衣装が一番かっこよかった」と衣装のアピールもした。
石川は「リーダーになって頑張ったなジロウ! よくここまで頑張ってきた。僕自身もジロウが大好きだから、いい風に捉えちゃうからあの展開になったのもどうにかしてこのハチャメチャなドンブラザーズをまとめないといけないと思って頑張ったのが、あの結果だったんだろうなって思うのと、合体した意味とは……? って悲しかった」と明かした。それに対し樋口は「これ、文句じゃないんだけど!」と前置きをしてから「ドンブラザーズの脚本って、合体した意味は?みたいなこと言ったらどうしようもない!!!」「そういうのは皆さん勝手に考えてください!」と鈴木もコメント。

ゼンカイジャーとの共演に関して質問されると、志田は「森日菜美さんと仲良くなりたいです!」とアピールすると、MCの松本からも「ひなみんも仲良くなりたいってずっといってたよ」と伝えると志田も「お姉ちゃんのような存在です」と作品を超えての仲の良さをアピールした。
鈴木も「もっと一緒のシーンとか仲良くなりたかった」と名残惜しさを伝え、「増子さん怖い人からと思ったけど1番腰が低かった!」とコメント。
さらに新宿バルト9で実施された本作の舞台挨拶のときにゼンカイジャーにのまれすぎてアウェイだったことを樋口が明かすと別府が「ゾックスとかアイドルだったもん! 『キャーゾックス―』って感じで『キャー猿原』とか何もないじゃん!」とゼンカイジャーにのまれていたこと明かした。それに対して樋口は「キングオージャーと『VS』があったら帰ってくる時、あったらいいね」と1年後に期待をし「みんな、好きなキャラは?」と質問すると口々に観客が思い思いの名前を呼び「(猿原)の『さ』が強い!」など盛り上がり、鈴木は「雉野とか全然聞こえてこなかったもん」と笑いを誘った。

ここで本日5月25日が誕生日の志田に観客も巻き込んでバースデーソングを会場中でみんなで歌うサプライズプレゼント。「みんなありがとうございます! やったー19歳! 10代最後。18歳迎えたときもドンブラのお兄ちゃんたちと一緒で19歳はファンの皆さんもいて本当に嬉しいです。ありがとうございます! 19歳の目標はドンブラザーズも終わってここからがスタートなので、もっとお芝居を磨いてはるかみたいに元気いっぱいな役とか作品を通してみなさんに何か残るものが届けられたら嬉しいなって思ってます。幸せです!」と感謝と抱負を語った。

2回目の舞台挨拶では、もし10年後に10周年作品があったらという質問になり鈴木は「45歳とかになってるのか。夏美との子どもができて、その子供が次のヒーローになっていたらいいな」とコメントすると観客以上にキャストから絶賛の声あがる一面も。
樋口は「逆にドンブラザーズだから何にも変わってほしくないんです。僕は。いつも通りにあえて変わっていない、タロウだったらシロクマ宅急便からシロウサギ宅急便に変わったように衣装もそのままで10年後を引き続きみたいな感じで描いてほしい」と変わらない10年後を語り、志田は「漫画のスピンオフとか。ソノザとはるかがどうなってるかとか!」とコメントし柊太朗も「10周年どうなってるかな~」と悩みつつも「逃亡中なのかな?」と聞かれると「それは逃亡中じゃないですか!」と即座に10年経っても逃亡への意欲をみせ、「国際指名手配」と突っ込みの声もあり、ソノニとはどうなっていると思っているか質問されると「ソノニとは変わっていなくて、場所だけ変えて、ベネツィアとか」と海外まで視野に入れたコメント。周りからは「旅行!」との突っ込みもあり、それぞれが描く10年後が明かされた。
石川も「ドンブラザーズVSドンブラザーズをやりたい! 僕たちはもう引退してるんです。新任の色がいるんです。引退しててなんかの拍子に気まぐれでもう一回やりたいってなって、争うみたいな! OBがでかい顔して戦う」と言うとそれぞれ「ありそう」と共感をみせた。
樋口は「ずっと思ってたこと言っていい? 本編のときから思ってたんだけど、ドンブラザーズでタロウに逆らうとかタロウより強い人とかの存在いなかった。だからタロウにペコペコしてくる人いてほしいな。タロウより強い人いなかったから絶対王者が欲しい!」と言うとMCの松本より「それ演じるの樋口幸平でしょ!」とコメントもありご満悦の表情。
別府は「縁側で俳句読んでるか、俳句が評価されてお金持ちとか。変わってる未来が見えないんです。言ってることと年齢が追い付いてきてるかな~」とコメントするも樋口からオチがないと茶々を入れらる一面も。

最後に樋口から感謝のご挨拶。「1年間やってきた集大成をこの作品にぶつけられたんじゃないかと思います。異色のスーパー戦隊ドンブラザーズとゼンカイジャーの2つの作品が混ざったハチャメチャな作品になっているので SNSでの感想も待ってます!」と想いを伝えラストは「大阪のお供たち、これでお前たちとも縁ができたな!」とお決まりのセリフで大阪ドンブラナイトは幕を下ろした。

なお『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は2023年5月29日(月)、新宿バルト9&T・ジョイ梅田にて応援上映の開催が決定した。声出し・歓声・応援OKの上映会となる。うちわ・タオルなど応援グッズの持参もOK。席の予約はすでに開始されている。

>>>「大阪ドンブラナイト」の様子を見る(画像5点)

(C)2023 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

アニメージュプラス編集部

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