TVゲーム『ファンタジーゾーン』の主人公機体オパオパのソフビが『ギャラクティックプロテクター』をイメージしたカラーで登場する。弟のウパウパとセットで、2023年7月30日(日)開催の『Wonder Festival 2023 Summer』に登場。その後「BEEP秋葉原店」及び「BEEP通販部」でも展開予定だ。オパオパはセガのシューティングゲーム『ファンタジーゾーン』の主人公機体。大きなキャノピーと鳥のような白い翼が特徴だ。1980年代のセガを代表するキャラの1つであり、アニメ『赤い光弾ジリオン』(1987年)にもマスコットキャラとして登場した。
『ファンタジーゾーン』は1986年にセガがリリースしたアーケードゲーム。画面固定か強制スクロールが基本だった当時のシューティングゲームでは珍しく任意方向へのスクロールが可能。また名前の通りファンタジックでかわいらしいグラフィックや買い物によるパワーアップシステムも好評を博した。
『ファンタジーゾーン』は同1986年、セガのコンシューマーゲーム機「セガ・マークIII」に移植される。当時トップシェアの任天堂「ファミリーコンピューター」を追う立場のマークIIIにとって『ファンタジーゾーン』は貴重なキラータイトルの1つとなった。
『ギャラクティックプロテクター』は1988年に登場したセガ・マークIIIおよびマスターシステム用ソフト。オパオパとその弟ウパウパを操り、太陽系の惑星を隕石の雨から守る全方位シューティングだ。
このゲームのオパオパは『ファンタジーゾーン』時とデザイン、カラーリングが異なり、羽は円筒状のノズルに変更され、本体は赤がメインカラーになっている。ウパウパは同型状で青メイン。
今回の「ファンタジーゾーン オパオパ&ウパウパ ソフビフィギュア 彩色 ギャラクティックプロテクター ver.」は『ギャラクティックプロテクター』に登場したオパオパとウパウパをイメージしたカラーリングのソフビ。
造形は『ファンタジーゾーン』版のままであるためノズルではなく羽になっており、「『ギャラクティックプロテクター』ver.カラー」という扱いになっている。
ソフビ、特にレトロディフォルメタイプやアーティスト系ソフビはカラーバリエーションを展開することが多い。その源流である昭和40年代のソフビには原作とまるっきり異なるカラーリングを施されたものもあったが、版元各社の版権管理意識が確立した現代ではそれは難しい。
今回はオパオパソフビのカラーバリエーションとして、『ギャラクティックプロテクター』ver.カラーが採用された、という形になるだろう。
カラバリ展開とはいえ『ギャラクティックプロテクター』アイテムは今回が初の立体化とのこと。マニアックなレトロゲームファンは見逃せない逸品だ。
原型と彩色はソフビアーティスト「みぐぴろ」氏。レトロゲームの造詣も深く、その知識と造型力で『ファンタジーゾーン』と同じく『ギャラクティックプロテクター』の世界も表現している。
「ファンタジーゾーン オパオパ&ウパウパ ソフビフィギュア 彩色 ギャラクティックプロテクター ver.」は2023年7月30日(日)に幕張メッセ国際展示場で開催される『Wonder Festival 2023 Summer』の「みやざわボエ~」ブース(卓番:4-10-18)で発売。
『WF2023[夏]』終了後に「BEEP秋葉原店」及び「BEEP通販部」で販売予定。
さらに今後の各種イベントや通販でも販売を予定しているという。
『ギャラクティックプロテクター』が好きな古参プレイヤーや、オパオパの新色を期待していたソフビファンはぜひチェックしていただきたい。
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