• 『アバター:WoW』大切に作り上げられた「海の生物」に迫る!
  • 『アバター:WoW』大切に作り上げられた「海の生物」に迫る!
2023.06.30

『アバター:WoW』大切に作り上げられた「海の生物」に迫る!

(C) 2023 20th Century Studios.

全世界歴代興行収入で『タイタニック』(97)を抜いて第3位を記録し、第95回アカデミー賞(R)視覚効果賞を受賞した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。2023年6月30日(金)のブルーレイ+DVDセットの発売を記念して、ボーナス・コンテンツから特別映像が一部公開となった。
※デジタル配信中(購入/レンタル)

全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)。映画の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロンが13年間心血を注いだシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、2022年が12月16日(金)に全世界同時公開された。
美しい海とそこに宿る生物たちの息吹、そして、神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と、先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶる感動のドラマが、人類史上最高の映像美でエモーショナルに描かれる。

この度公開となったのは、単なる生物ではなくキャラクターとして大切に作り上げられた、 “海の生物” に迫る映像。
プロダクション・デザイナーのディラン・コールは、「トゥルクンのデザインは難航した。単なる生物ではなく、キャラクターで知能も高い。問題はクジラからどれだけ変えられるかだった」と語り、さらに、クリーチャー・デザイナーのコンスタンティン・セケリスは、「極小のパズルを組み立てるような仕事だった。ストーリーを語る力がデザインに求められた」と語る。

特に<トゥルクン>と呼ばれ、ナヴィ族と交信ができるクジラに似た生き物の造作は、ジェームズ・キャメロン監督のスケッチを元に時間と労力をかけて制作されたとのこと。特筆すべきは、「パヤカン」と呼ばれるトゥルクンのヒレに、ジェイクとネイティリの次男ロアクが捕まりながら一緒に泳ぎ、目と目を合わせて心を通わせる感動的なシーン。細かいシーン全てが全体のストーリーとつながってデザインされているのが伝わってくる。
印象的なシーンの数々と、キャラクターの誕生秘話が分かる貴重な映像をぜひチェックしてほしい。

また、メトカイナ族は、大きなものだと体長300フィート(約91.5m)まで成長し得るトゥルクンと、独自のスピリチュアルな関係を持っている。
ジェームズ・キャメロンは、「ここでの奇抜な発想は、トゥルクンの文化とナヴィの文化が、音楽、歌、踊りで繋がっているというものです。また、たとえばメトカイナ族はトゥルクンにタトゥーで模様を施しますが、それは彼らの家族の物語を表現するものです。成人の儀式を通過して大人になったトゥルクンはタトゥーを施された胴体やヒレを持つことになります。メトカイナ族がティーンエイジャーになると初めてタトゥーを入れるのと同じようにね」と語る。

パヤカンというキャラクターは、ジェイクとネイティリの息子ロアクと仲良くなる思春期のトゥルクンだが、ナヴィのティーンエイジャーであるロアクと同様に、異端者的なところがある。
また、この2人は手話でコミュニケーションをとるのだが、その手話をこの作品のために考案したのは、俳優で聴覚障害者カウンセラーのCJ・ジョーンズだった。
「どちらも他者から誤解されて受け入れられないティーンエイジャーだからこそ、この荒々しい海の中でこの2人の間に友情が芽生えるのです」とキャメロンは語っている。

映画史を変えた人類史上最高峰の映画『アバター』シリーズ。心が震えるほどの感動と宝石のような美しい映像で多くの人々を魅了する最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、本日6月30日(金)よりブルーレイ+DVDセットと4K UHDで発売開始!

<特典映像:大切に作り上げられた〈パンドラ〉の生物たち>

>>>メイキング写真や場面写真を全て見る(写真23点)

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
デジタル配信中(購入/レンタル)
ブルーレイ+DVDセット、4K UHD発売中
(C) 2023 20th Century Studios.
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン

アニメージュプラス編集部

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