• 本日発売【ムーミン】150周年記念『ムーミン アラビア』特別マグが大人デザイン!
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2023.08.09

本日発売【ムーミン】150周年記念『ムーミン アラビア』特別マグが大人デザイン!

(C) Moomin Characters TM

フィンランドのテーブルウェア ブランド「ムーミン アラビア」の創業150周年を記念し、特別なマグ「シーブリーズ」(潮風)が登場。ムーミンの日(ムーミンズデイ)である本日8月9日(水)から発売される。

『ムーミン』シリーズは、フィンランド人の作家トーベ・ヤンソンによって生み出された作品。1945年に小説の第一作目が出版され、小説、絵本、コミックス、アニメーションなど物語の世界は幅広く、現在に至るまで多くの人たちに愛されてきた。

そして1873年に創設された「アラビア」は、今年で150周年を迎える、フィンランドで最も知られ愛されているブランドのひとつ。世代を超えて世界中に多くのファンがいるフィンランドのテーブルウェアブランドだ。

そんなアラビアとムーミンとのコラボレーションである「ムーミン アラビア」は、1950年代から続いているシリーズ。
今回登場するマグ「シーブリーズ」は、ムーミンの物語のなかでは重要なテーマである「島」、フィンランドのアーキペラゴ(群島)をモチーフにしたデザイン。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの原画をもとに、トーベ・スロッテがデザインを手掛けた。

幼少期、トーベ・ヤンソンはストックホルム群島にある家族の別荘で休暇を過ごしていた。その別荘と周囲の渓谷が、ムーミンハウスとムーミン谷のインスピレーション源となったと言われている。
今年のマグは1965年に発表されたムーミンの最後から2番目の小説「ムーミンパパ海へいく」を題材にしている。この物語のなかで、ムーミン谷の平和すぎる毎日のなかで自分が必要ない存在になってしまったとムーミンパパが感じたことから、ムーミン一家は安全で慣れ親しんだムーミン谷から遠く離れた、自然に囲まれた灯台のある島に引っ越す。

もともとヤンソンがファンへの返信用の便せんに描いていたイラストのトーンをもとに、トーベ・スロッテがアレンジしたデザインのマグには、島の海岸で過ごすムーミン、ムーミンママ、ムーミンパパ、ちびのミイが描かれている。スミレや野ばら、サジーや貝殻など風光明媚な島の風景とともに、シンプルな白地にインクを想起させる鮮やかなブルーの色で表現されており、爽やかな潮風が吹き抜けるようだ。

また、幼少期にストックホルム群島で夏を過ごし、その後少女時代にはペッリンゲ群島で過ごしたヤンソンにとって、アーキペラゴ(群島)は特別な親しみと愛着のある場所だった。自分の島を持つことが夢だった彼女は、1960年代初頭、生涯のパートナーであるトゥーリッキ・ピエティラとともに、ペッリンゲ群島にクルーブハル島を見つけ、島に建てられた小さなコテージが約30年間、ふたりの夏の住まいとなった。
ヤンソンにとって、島は自由の象徴。このテーマは今年のムーミンの日のマグのイラストにも反映されている。

2022年末に新しい商品デザインから引退したトーベ・スロッテによるムーミンのマグは、これが100作目。彼女によるムーミンマグは既に120種類以上デザインされており、今後数年は彼女の手によるデザインを楽しむことが出来る。

ムーミンの日の特別なマグ「シーブリーズ」は、2023年8月9日(水)にイッタラ表参道ストアをはじめとするイッタラショップ、アラビア公式オンラインショップなどで発売される予定だ。

>>>マグデザインやイメージを見る(写真9点)

ムーミン アラビアはフィスカースグループの登録商標ブランドです。
(C) Moomin Characters TM

アニメージュプラス編集部

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