• 『バーテンダー』熱い想い語るプロデューサーオフィシャルインタビュー!
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2023.08.28

『バーテンダー』熱い想い語るプロデューサーオフィシャルインタビュー!

(C)城アラキ・長友健篩/集英社・Bar hoppers

2024年4月放送予定のアニメ『バーテンダー 神のグラス』より、プロデューサーオフィシャルインタビューが到着。また、作品の世界観をイメージしたプロジェクトPVも公開となった。

本作は、原作・城アラキ、作画・長友健篩による、2004年から2012年にわたり『スーパージャンプ』と『グランドジャンプ』(ともに集英社刊)にて連載された、発行部数360万部(2022年9月時点)を誇る人気漫画。
連載時もメディア化がされ、バーやお酒の知識欲を刺激するだけにとどまらず、バーで繰り広げられる人間ドラマが胸を打つ名作を、完全新作アニメーションとしてこの令和に送り出す企画が昨年始動。『バーテンダー 神のグラス』として、2024年4月に放送予定だ。

「神のグラス」と呼ばれるカクテルを作る天才バーテンダー・佐々倉溜と、彼をとりまく個性豊かな人物たちが描く人間ドラマが魅力の本作。佐々倉溜を中心に、めくるめく人間模様を楽しむことができる。

今回は、本作のアニメ化企画を立ち上げた中心人物である、中澤貴昭プロデューサーが本作の魅力、そしてバー、バーテンダーの魅力を語ったオフィシャルインタビューを紹介する。

ーアニメ化の企画はどのような経緯で持ち上がったのでしょうか?

3年ほど前、希望が叶い映像作品の企画製作を担当する部門に異動になりました。『バーテンダー』は大好きで思い入れのある漫画でしたので「せっかく自分で企画を立てられるなら、大好きな作品のアニメを作りたい」ということで企画を立ち上げました。
タイミングとしても、コロナでバー業界全体が大変な思いをされていることはバーに行っていた身として感じていましたので、作品がバー業界のお役に立てば、と言う気持ちも少なからずありました。

ースタッフ陣はどのような経緯で決まったのでしょうか?

アニメーション制作会社のリーベルさんは実績のあるスタジオであるゼロジーさんから社内独立したスタジオさんです。まだ設立したてで、これからいろいろな作品や表現に挑戦していくということでしたので、ぜひ一緒にチャレンジしたいということでお願いしました。

倉谷監督やキャラクターデザイン・総作画監督の植田羊一さんもリーベルさんとの間で信頼感が既にしっかりある素晴らしいクリエーターさんということでお願いさせていただきました。

シリーズ構成の國澤真理子さんは以前東宝の作品に携わられていらっしゃって、「人間ドラマを作るのが非常に上手」という印象があったのでご連絡させていただきました。

國澤さんに関しては、実は裏話があるんです。私たちがオファーした際のメールアドレスが古かったものらしく、メッセージに気づいていただけてなかったんですね。2-3ヶ月連絡が無く、興味を持ってもらえていないのかなと思いましたが、「別の伝手を辿って直接お願いし、ダメなら諦めよう」と思い、連絡したら無事に承諾いただけました。もしあそこで再アプローチをしていなかったら、まったく別の作品になっていたかもしれません(笑)。

ー現在、佐々倉が公開となっているキャラクターデザインについて、監督やキャラクターデザインの植田さんとディスカッションされた点はありますか?

最初、植田さんに数パターンの佐々倉を描いて頂きました。当たり前ですが、「どれも本当に上手いなぁ!」と、皆で楽しみながら見させて頂きました。最終的にデザインを固めて行く際は、原作の雰囲気を踏襲しつつ、今の時代のアニメ用にアップデートしたものに出来たらとディスカッションして素敵なキャラクターデザインにして頂きました。
▲佐々倉溜のキャラクターデザイン

>>>プロジェクトPV場面カットやティザービジュアルを見る(写真7点)

(C)城アラキ・長友健篩/集英社・Bar hoppers

アニメージュプラス編集部

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