• 【ガンダムSEED】鈴村健一、初登壇! SPエディション上映会の模様をお届け!
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2023.10.12

【ガンダムSEED】鈴村健一、初登壇! SPエディション上映会の模様をお届け!

(C)創通・サンライズ

「ガンダムSEED シリーズ」最新作の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が2024年1月26日(金)より全国ロードショーとなることを記念し、TVシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の特別総集編である「スペシャルエディション HD リマスター」が、11 月30 日(木)まで全国50館以上の劇場で各2週間ずつ上映中だ。このたびシン・アスカを演じた鈴村健一が初登壇した上映会のオフィシャルレポートが到着! 上映会に足を運べなかったもファンの方も、ぜひその模様を楽しんでいただきたい。

スペシャルエディションとは、C.E.71からを描いたTVシリーズ『SEED』(HD リマスター)全48話を3部作に、その後のC.E.73からを描いたTVシリーズ『SEED DESTINY』(HD リマスター)全50話を4部作に再構成した特別総集編。
C.E.75 を舞台にした最新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』への軌跡を辿る物語全7部作が順次上映中
で、現在(~10月19日まで)は『SEED DESTINY』第1部『砕かれた世界 HD リマスター』が絶賛上映中となっている。

この度「SEED DESTINY スペシャルエディション HD リマスター」連続上映を記念して、10月11日(水)に舞台挨拶が行われた。
シン・アスカ役の鈴村健一が登壇し、上映がスタートした本作の見どころについてはもちろん、長い間愛され続けてきた主人公シン・アスカというキャラクターについてや、今だから語るシンへの想い、さらに来年公開の最新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』についてなど、「ガンダムSEED シリーズ」を大いに語ってくださった。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開決定後、鈴村健一が公の場でファンの皆様に向けて「ガンダムSEED シリーズ」について語るのは、この日が初めての機会。満員の客席には熱烈なファンたちが集結し、イベント最後には鈴村さんと客席のファンが「SEED DESTINY 最高ー!!」の掛け声とともに会場が一体となり、大盛り上がり。
その様子を詳しくレポートしていこう。

☆鈴村健一さんが登壇した上映会の模様を見る(写真4点)>>>

【上映会オフィシャルレポート】
◆福田監督からの連絡から始まったシン・アスカ◆
満席の会場は、これまでSEED シリーズを観ている多くのファンたちに埋め尽くされ、MC の呼び込みをきっかけに「シン・アスカ、コアスプレンダー行きます!」の台詞と共に、鈴村健一が登壇すると、大きな歓声が沸き上がり、イベントがスタート。
その後「『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が放送開始したのが、2004年10月9日、19年前になります。今の鈴村さんから見て、シン・アスカという少年はどう映りましたか?」と質問されると、当時の様子を鈴村が振り返った。
「そんなに前ですか。めちゃくちゃ覚えています。実は前作『SEED』のオーディションを受けていて、見事に落ちて悲しかったのを覚えています。『SEED』が大ヒットしたので余計に。その後、福田監督から直電があり、「シンでぜひ参加してもらいたい」と連絡をいただき、めちゃくちゃ嬉しかったです! 
シンを演じる以前には『GEAR 戦士電童』のスバルという役でご一緒していて、そのご縁を大事にしてくれて自分がやってきた仕事を見てくれていたと思ったら嬉しかったです。『DESTINY』が20代最後の仕事になり、声優を10年くらいやってきた中で初めて仕事をしているという実感、認めてもらえたという嬉しさがありました。
シンは(劇中で)とても苦戦していたけれど、頑張っているのに、いつも怒られるし誰も誉めてくれなかった。自分自身も頑張っていたのですが、誰も誉めてくれなくて(笑)。まさにシンとシンクロしていました。楽しいというより、シンと同じ辛さがあって、いま振り返っても、人生で最も長い1年だったと思います。」と、当時を振り返りました。」
と、熱く語った。

◆アフレコ現場での小話や作品の魅力◆
また、8月に実施した『ガンダムSEED スペシャルエディション HD リマスター』の前夜祭舞台挨拶時には、キラ・ヤマト役の保志総一朗さんが登壇し、『SEED』のアフレコ現場は「戦場のようだった」「誰が生き残るかヒヤヒヤしていた」と語っていたが、「『SEED DESTINY』のアフレコ現場はどのような感じだったのでしょうか?」との問に、
「『DESTINY』のほうはとにかくストイックで、ギリギリまで追い込んで収録していたと思います。戦場という感じに比べると、こちらは冷戦……静かに淡々と、探り合っているような現場でした。とにかく緊張感が凄くて。僕は、普段すごくおしゃべりなほうですが、当時の現場はあまりしゃべらなくて、集中しないとついていけないような、そんな現場でした。
また、演じるにあたり、真っすぐ過ぎてもいけない “癖をつけてほしい” という福田監督からのリクエストに対して『自分の個性とは何か?』と、20代の最後に自分を見つめ直す現場でした。
ただアフレコの時に面白い話があって、保志さんの頭に蜘蛛の巣が張っていたことがありまして。天井から保志さんの頭に何かがつながっていて、見てみたらツンツン頭の保志さんの髪に、蜘蛛の巣が張っていたんですよ。それが印象的な思い出ですね(笑)」と語り会場からは笑いの声が。

そして、「鈴村さんが個人的に好きなシーンや、好きなセリフを教えていただけますか?」と聞かれると、
「第34話の『悪夢』ですね。シンがキラ・ヤマトを討つ話です。シンにとってキラを撃墜ことは悲願なのに、タイトルが『悪夢』って……。『歓喜』でしょ!(笑) いつも怒られているアスラン目線からの “悪夢” なんですよね。めちゃくちゃ頑張ったのに!
子どもっぽいままのシンが、努力して、成し遂げるという、彼の人生の中で大きなポイントであり、ピークだったと思います。」と答えた。
「『水星の魔女』でガンダムを観始めたという若い世代に向けて『DESTINY』のここをぜひ観てほしい、というポイントを教えてください」という問いには、
「『SEED』は、まさに『水星の魔女』のようなブームで、女性も多く観て下さった作品でした。『DESTINY』の見どころは『SEED』より群像劇っぽかったり、政治的な部分など人間関係がより楽しめるような作品です。難しい作品に思われることもありますが、当時から志のある作品だったと思います。」と見どころを語った。

(C)創通・サンライズ

アニメージュプラス編集部

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