• 【うた☆プリ最新作】発声OK再上映へ! 永岡監督「お客様の声で完成する」
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2023.10.24

【うた☆プリ最新作】発声OK再上映へ! 永岡監督「お客様の声で完成する」

(C) UTA ☆ PRI MOVIE ST PROJECT

人気ゲームソフトを原作とし、2011年から4シリーズにわたるテレビアニメ放映、2019年に初の劇場アニメ公開を経て、2021年に10周年を迎えたアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE 』シリーズ。前作『マジ LOVE キングダム」に引き続き、全編ライブアニメーション&完全オリジナルで楽しむことができる今作『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE スターリッシュツアーズ』が、10月20日(金)より全国の劇場にて上映中だ。ドルビーシネマ版スクリーンアベレージ2位、週末全国興行成績ランキング6位と好調を見せる『うた☆プリ』の猛進から目が離せない!

全編ライブアニメーションの映画本編内では観客のリアルな歓声も聴くこともでき、「マジ LOVE ライブ上映(発声OK)」では歓声や応援、拍手、手拍子をしながらライブ(本編)を楽しめるのが『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE スターリッシュツアーズ』の見どころ。

アイドルを応援する――発声して推しの名を呼ぶ、一緒に歌を口ずさむ、ライブならではの楽しみ方がこの「マジ LOVE ライブ上映(発声OK)」では体感できるのだ。

新たなフォーマットの映像と音響で作品への深い没入感を体験できるDolby Cinema(R)(ドルビーシネマ)版も全国9館にて上映中となっており、ますますの盛り上がりが期待される本作を手掛けた永岡智佳監督からのコメントが到着した。

――発声OKでの再上映が決まった際のお気持ちをお教えください。
発声OKの上映はきっと、必ずくると胸に秘めていましたので「ついにきた 」という思いです。 当時、制作時の状況としては無発声になる可能性が高いというのはわかっていました。ですが、映像と音響で発声を抑えるという選択肢は選びませんでした。そして、この映画はお客さまの発声があることによって完成します。ST☆RISHは皆さんの応援があって、更に輝くことができると思いますので声援を送っていただけると幸いです。

――発声OK上映ならではの楽しみ方や、発声ポイントでこだわったシーンはございますか。
劇中終盤にアイドルのひとりが「声を出せなくても大丈夫。心の中で歌ってくれ」と、物語の会場にいるお客さまにではなく、現実に鑑賞しているお客さまに向けてジェスチャーをするシーンがあります。そしてフィルムは同じですが、無発声で見るからこそ受け取るメッセージ、発声OKで見るからこそ受け取るメッセージ どの状況で鑑賞するかによって変化する、ふたつの意味が込められています。アイドルの発するメッセージの「変化」は他にもたくさんあります。この「変化」を直接映画館で体験して、受け取ってもらえると嬉しいです。

――ドルビーシネマ 版上映が決まった際のお気持ちをお教えください。
ライブ映画というジャンルは、ドルビーシネマとの相性はいいのではないかと思っていたので、再上映で新たな形態で見られることにとても感謝をしておりますし、関係者の皆さんのご尽力のおかげだと思っています。

――ドルビーシネマ版で目指したことなどはございますか。
状況によって明暗の差を出すというところでしょうか。ライブシーンは輝度を抑えることはせずに、ドルビーシネマの特徴をしっかり入れ込む。逆にMCのシーンはしっかりアイドルの話を聞けるように輝度は上げすぎないようにしております。

――ドルビーシネマで永岡監督のご意見が反映されているシーンはどちらになりますか。
エンディングの星空に関しては明暗の視覚の錯覚が映える箇所だと思ったので輝きの調整を、逆に上げすぎると本来見せたいもの、例えば「文字」や「色」 が消されてしまいそうな箇所は、違和感が出ないようにご相談をさせていただきました。

――ドルビーシネマ映像のご監修の際に、ご覧になったご感想をお教えいただけますか。
輝きのある映像を鑑賞していた後に、ふとやってくる漆黒の暗闇、そして光が差す瞬間の視覚の錯覚はすごいです。没入感がすごいです。

――ドルビーシネマならではの見どころや見てほしいシーンなどございますか。
ライブシーンはもちろん全てですが、最後の打ち上げ花火でしょうか。スタッフの皆さんからラストは「遠慮なくやれる限界まで綺麗に見せたい!」というご意見も頂き、バランスをみて調整させてもらいました。 そして何より、音響です。こちらのこだわりは、はた音響監督に語っていただけると思います。 またとないこの機会に、本当に現地にいるような感覚をドルビーシネマで体験してもらいたいです。

作品へ込められた思い、こだわり、世界観。監督から語られたものを胸に見る “ライブ” はまたひと味違った感慨を得られそうだ。
さあ、世界中に愛を届ける旅(ステージ)へと出かけよう!

☆「うた☆プリ最新作」ビジュアルを見る(写真2点)>>>

(C) UTA ☆ PRI MOVIE ST PROJECT

アニメージュプラス編集部

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